・・・不安だ。
今日は私がアリアンロッドのゲームマスターをやるのだ。
――別に私はこのシステムのＧＭは初めてではない。
大学でももう何度もＧＭをしているし、別のサークルでＧＭも数度やった。
正直失敗しない自信は微妙にある。しかし何故心配なのか・・・。
ＯＫ、この際ＰＬが７人ってのは許容範囲だ。ぶっちゃけどうにでもなる。
なのにアコ一人って何じゃそらっ！
不安だ・・・。戦闘どうなるのか不安だ・・・。
そんな一抹の不安を抱えながらも、セッションの幕は開いていくのであったとさ・・・・。
なお、彼ら全員同じギルドに所属しています。ギルドマスターの決め方は２Ｄ振って一番出目が高い人ということで魔王氏に決定。
ちなみにギルドの名前は「月」「トルーパー」という単語が出たので「ルナティックトルーパーズ」という名称で決定。
・・・ちなみに、一番最初にダイスを振って出た名前は「茄子色のウロボロス」だったということは秘密である。
駒凪(以下ＧＭ)：それでは堕さいたまでのアリアンロッド第一回を始めましょうか。
一同：はいよー。
ＧＭ：それでは行動順が早い人から自己紹介でもしてもらおうかな。
WARNING(以下サクヤ)：キャラ名はサクヤです。種族がヴァーナの狼でメインクラスがシーフでサポートクラスがメイドです。
ちなみに彼が選んだサポート職の「メイド」はＧＭオリジナル職です。ちょいと試しに導入してみました。
サクヤ：年齢は最初３Ｄで振ってみた所９歳とか出たので、４Ｄで降りなおして２０歳になりました。
魔王：まともだ、すげぇまともだ。
サクヤ：ライフパスは天外孤独、境遇が秘密で運命が幸福ですね。
紅(以下リアシー)：名前はリアシー=ビアリス。エルダナーンのウォーリア・アルケミスト。
２３歳の女。ありえねー。超ありえねー。
ＧＭ：自分で指定したんだろぉ？(笑)
リアシー：個人的に人魚が欲しかったんだが・・・・まぁ仕方ない。身長１９０センチ。
ＧＭ：女なのに高っ！
リアシー：最初は２ｍにしようかなぁとか思ってたんだけど(笑)。
赤目(以下ウィス)：ウィス=ハーリエル。メイジでサムライなヴァーナの狼です。年齢１８歳。
サクヤ：性別はどっち？
ウィス：・・・性別不詳！(一同爆笑)
魔王：性別不詳ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!
ＧＭ：ああ、つまりこーゆーことだろ？・・・・後ろにチャックがある(爆笑)。
魔王：で、中から先行者が出てくる(笑)。
ウィス：ライフパスは・・・出身が権力者で境遇が天啓、運命が瞑想。
ＧＭ：・・・君は一体どんな状況に陥ってるんだ？(笑)
ユッザー：実は一番主人公っぽいよね(笑)。
魔王：一番苦労してそうなんだけどさぁ・・・、じゃあ何でギルマスじゃないんだよ(笑)。
ＧＭ：出目が低いからですよ。
○蟲(以下リート)：名前はリート。メインがメイジ、サポートがレンジャーのエルダナーン。
ＧＭ：凄くエルフっぽいね。
ユッザー：でもそこはお白粉塗ったダークエルフだよね(笑)。
リート：そうでもないよ、そんなことないよ？(笑)
ユッザー：でも生まれが闇の一族じゃん・・・・(笑)。
リート：そのおかげで追放されました(笑)。
魔王(以下デュラン)：えと、デュラン=シーヴィス。
リアシー：通称ぷげら。
デュラン：んなわけねーだろ。
ゼイル：ぷげらマスター。
ＧＭ・ウィス：ぷげらマスタリー(ハモった)。
一同：超爆笑
ウィス：なにーっ！？ハモるんじゃねぇこのバカーっ！(爆笑)。
リアシー：ぷげらマスタリーＬＶ５で習得(笑)。
ゼイル：いや、もう無限大で(笑)。
デュラン：えーと、メインクラスがウォーリアのサポートがメイジっていうアホです(笑)。
ＧＭ：てゆかメイジ多いな(笑)。
デュラン：てなわけで、この掃き溜めギルドのマスターです(笑)。
ゼイル(以下セツナ)：キャラクター名セツナ。１４歳のウォーリア・サムライでドゥアンの羽族。
ＧＭ：じゃあでっかいんだね。
セツナ：いや？ちっこいよ？
ユッザー：ドゥアンは大きいんだよ・・・？
セツナ：でも１４歳の女だしなぁ。140センチぐらいで。
ユッザー(以下ラキュリア)：ラキュリアっていうヒューリンとネヴァーフのハーフです。
ＧＭ：で、男ですね？(笑)。小さくて髭ボーボーですね？(笑)
ラキュリア：いやいやいや、女です(笑)。ハーフネヴァーフで男は勘弁してください(笑)。
でアコライト・アルケミスト。２２歳となりました。
通称リアな筈だったんだけど、リアシーと被るのでまぁ好きに呼んでください。
ＧＭ：じゃあ中取ってキューリで。
ラキュリア：やめてください。
ＧＭ：じゃあ自己紹介終わったようなのでセッション始めるじょー。
一同：おうよ。
セツナ：今回予告はなし？(笑)
ラキュリア：いや、一応しないと駄目だから(笑)。
ＧＭ：・・・うーむ・・、じゃあこんな今回予告で。
――ギルド名「ルナティックトルーパズ」
・・・この「掃き溜め」と呼ばれるギルドには、数多の輩が存在していた！
さぁ、彼らの活躍はどうなる！？それとも死ぬのか！？ぷげらーず！――
セツナ：はい、今回予告しゅーりょー。
ラキュリア：・・・・今回予告になってないよ・・・・・・(笑)。
ＧＭ：仕様です、お察しください。
ＧＭ：さて・・・始めようか。舞台は遺跡の町ラインっちゅーことだ。
リアシー：はい、モロクね(笑)。
ＧＭ：えーい、ＲＯに例えるのやめぃ！(笑)。とりあえず君達は依頼もなくぷーらぷーらしているわけだが。
ラキュリア：平和でふねー。
ＧＭ：まぁとりあえず、君達が今どこでどうしてるかってのが問題ですね。
デュラン：神殿で干されてます。境遇が死神なので、前一緒に冒険した仲間達が死んじゃったので凹んでます。
ラキュリア：神殿のお手伝いしてまふ。
サクヤ：神殿の外のお掃除ですかね。
ＧＭ：えーと、この神殿にはたくさんのギルドが存在しているわけですが、
今皆依頼の為出払っちゃってます。残ってるのは君達だけですかね。
ラキュリア：・・・・悲しいでふね。
ＧＭ：で、まぁその時神殿に血相変えた爺さんが駆け込んでくるのだよ。
サクヤ：高血圧かなぁ？
ＧＭ：んなわけねー。でこう叫ぶように言う。「現在冒険者はいるか！？」
サクヤ：残念ですが冒険者は出払っております。
一同：俺達の立場はどうなるーっ！？(爆笑)
ＧＭ：とすると受付の人がパラパラと名簿を捲ってだな・・・。
デュラン：見た瞬間顔を顰めそうですね(笑)。
ＧＭ：「一組・・・居ますね。」とりあえず、イヤっそ〜〜〜〜な顔をしていますよ、受付のお姉ちゃん。
ＧＭ、イヤっそ〜〜〜〜〜な顔を実演。
ＧＭ：「そ、そうか！ならばその冒険者を紹介してくれんか！？」
「・・・後悔しませんか？」
「ど、どういうことだ！？」
「・・・掃き溜めですよ？」
ラキュリア：何だか酷い扱いでふね・・・。
ＧＭ：とりあえず今までのやり取りは全部冗談だ(笑)。
受付のお姉ちゃんは「ルナティックトルーパーズというギルドの冒険者達が残っております。」
「な、ならば紹介してくれ！」
「は・・はい、わかりました。」
デュラン：イヤそーっ！凄くイヤそーっ！
ＧＭ：「ピーンポーンパーンポーン。ルナティックトルーパズの皆様、
依頼が入りましたので受付前に来て下さい。ピーンポーンパーンポーン。」
セツナ：館内放送！？
ウィス：そんなんあるのかーっ！？
ＧＭ：仕様です、お察しください。むしろ「こちらはミッドガ○ズ放送局です。」
一同：それは違ーうっ！(笑)
ラキュリア：これから鯖缶でふかー？(笑)
ＧＭ：これから緊急メンテが入ります、お察しください。
ＲＯネタ引っ張りすぎです。
ＧＭ：とりあえず全員集まったな？「こちらの方が依頼があるそうです。」
ラキュリア：やっとお仕事でふねー。
デュラン：まだ腐ってます。
ＧＭ：「では、皆さん・・・・。」って、そこのギルマスが来ないと話にならないんだが(笑)。
デュラン：多分自分のギルド名忘れてる(笑)。
サクヤ：ずるずる引きずっていきます。どさ。
デュラン：どっかで聞いたギルドが呼び出されたと思ったら、ルナティックトルーパーズって俺達のギルドの名前じゃないか(笑)。
リアシー：どーん(殴)。
ラキュリア：やっと初めての依頼が来たんでふよ！しっかりするでふ！
デュラン：いやぁ、一ヶ月以上も干されてるとギルドの名前なんて忘れるのよ(笑)。
ＧＭ：卑屈すぎるぞおまいさん(笑)。
まぁとりあえずその爺さんは
「ここで依頼を話すのも憚られる。とりあえずどこか落ち着いて話が出来る場所に案内して貰えないか。」と。
リート：どっかにあるの？そんなん。
ＧＭ：まぁ会議室みたいなものはある。
リアシー：じゃあそこで依頼内容を聞きましょう。
ＧＭ：そこに入ってまぁ各自座るとだ、依頼人の後ろに二人の兵士が付いてきます。
一同：兵士？
デュラン：ふむ、依頼人の服装ってどんなもん？上等な服着ているとか。
ＧＭ：そうだね、高そうな服着てるね。
リアシー：えーと・・・兵士に訓練をつけろとでも言うのでしょうか。
ＧＭ：いやいやいや、そんなわけない。そんな依頼だったらこんな急がないから。
デュラン：つまり、このような位の高そう人が俺達みたいなどうしようもない集団にまで声をかけるほどの切羽詰った状況
・・・と見るべきなのかな。
ＧＭ：まぁ、一応補足って言うか俺がＧＭやってる時のゲーム内状況の認識って言うかなんだけど。冒険者は一般人より
強い力を持っている、かつ国の騎士団や自警団はほぼ一般人であったりモブである。
戦闘技能は兎も角としても、実戦経験がないのでそこらで冒険者に遥に劣る、ということを脳内補完ヨロ。
ラキュリア：まぁ、そうしないとお偉いさんが冒険者に依頼をする機会が少なくなりますしね。
ＧＭ：とりあえずこの爺さんが自己紹介。「私はこの国の大臣の一人、ミルバという。で、実はだな・・・。」
リアシー：なにーっ！？
リート：なんだってー！？
ウィス：なんだってー！？
ＧＭ：君達早い！！(爆笑)
リアシー：ドラ○ンボールネタです。
デュラン：とりあえず！とりあえず久しぶりの依頼主なんだからっ！気にでも触れたらどうするんだっ！？(泣)
ラキュリア：話の腰折らないでくださひ・・・。それではミルバさん続きをどーぞ。
ＧＭ：「とりあえず・・・。」
ウィス：クリリンのことかーっ！
ＧＭ：・・・・・。
ラキュリア：とりあえず大人しく話を聞くでふーっ！(銃撃)。
ラキュリア：・・・続きどうぞ。
ＧＭ：「・・・先日、とある暗殺者ギルドのリーダーが捕まったのはご存知かな？」
無論、君達は知っていて構わない。有名な事件だったので。
「で、まぁそんな事件があったのだが・・・その暗殺者ギルドの末端が、
要は『リーダーを奪還する！』っていう目的の為に人質を取ったのだよ。」
デュラン：ふむふむ。
ＧＭ：「その人質とは・・・私の娘なのだ。」
リート：諦めてください(きぱ)。
ラキュリア：・・・・そこのエルフっ！(笑)
サクヤ：流石ダークエルフ。
デュラン：ちなみに・・・その娘さんの年齢は何歳？(笑)
ＧＭ：ダイス振ったら９歳って出たので９歳決定。
デュラン：がっしゃーん！口説けねぇぇっ！
ＧＭ：「とりあえず、犯人側は『人質返して欲しければりーだー解放しな』って立て篭もり犯の常套句を吐いている。
今ヤツらはとある遺跡に立て篭もって、こちらが要求をのむまで出てこないつもりだ。」
ラキュリア：その遺跡って近い？
ＧＭ：近い。歩いて３〜４時間ってトコ。
セツナ：遺跡丸ごと破壊・・・・(ぼそ)。
デュラン：人質が死ぬわボケーッ！
ＧＭ：「で、君達には人質の奪還を頼みたいのだが・・・。いかんせん君達だけでは人数が足りないだろう。」
ラキュリア：ていうか、犯人は何人？
ＧＭ：３人。
「君達には、何とかして犯人グループの気を引き囮になってもらいたい。
その隙に騎士団が全勢力をもって人質を奪還する。しかし、いかんせん実践経験がないもので戦闘では頼りにならん。
なので君達の力を借りて人質を奪還したいのだ。」
ラキュリア：・・・誰か《プロヴォック》使えた？
一同：もってなーい。
ＧＭ：「というわけなんだが・・・引き受けて貰えないだろうか。」
デュラン：喜んで。
サクヤ：いいでしょう。
ＧＭ：「報酬は一人１０００。」
デュラン：喜んでーっ！(歓喜)。
ＧＭ：ちなみに何故この大臣の娘が人質に選ばれたかと言うと、この大臣の役職は警視総監みたいなものと思ってくれぃ。
このミルバさんの責任の下、暗殺者ギルドのリーダーが捕まったってワケ。
ラキュリア：なるほどねぇ。
ＧＭ：この人の責任の下、リーダーが捕まったので、それを逆恨みした末端がミルバ氏の娘を人質に取ったってワケ。
デュラン：末端が暴走？
ＧＭ：そうじゃないかと踏んでいる。まぁその３人の中にも序列はあるようだが。
リアシー：まぁつまり、奪還はそちらの騎士団の役目で私達は何とかしてその隙を作れってわけね。
デュラン：その遺跡は枯れた遺跡？
ＧＭ：枯れた遺跡って言うかな・・・。
あとちと説明しにくいんだが、犯人達が立て篭もってる洞窟Ａがあるとすると、
その洞窟がある山を越えて暫くするとその洞窟と地理的に繋がっていると思われる別の入り口Ｂがあるのよ。
てゆかほぼ確定的に繋がっているんだけど。で、まぁ君達はその別の入り口Ｂから入って挟み撃ちして欲しいと。
デュラン：ほー。
ＧＭ：で、そのＡとＢの最深部には大きな扉があって、その扉は封印がされてあるっていうかリドルを解くと開く仕組みになっていて、
かつＢの方からしか開く事は出来ない。現在犯人達はＡの洞窟の最深部にいるから、
Ｂの方から行ってその扉を開ければ袋の鼠ってわけなのよ。
デュラン：とりあえず犯人達に「その人質を殺せばお前達の助かる道はなくなる。」とでも言えばいいんだけど。
ウィス：でも追い詰められた犯人って何するかわからんよ。
ＧＭ：だからこそ、どうにかして隙を作ってほしいのだよ。
リート：ワン、ツー、ジャンゴ！
一同：待て待てっ！(笑)。
ラキュリア：まぁ、そーゆーのも手でふよね。こちらの馬鹿さ加減を露呈して隙を作るってのも(笑)。
ところで、その犯人グループは表のＡ洞窟から入ったんでふよね？
ＧＭ：そうだけど。
ラキュリア：そうすると、洞窟Ｂにまだ罠があった場合私達がかかるってことに・・・。
ＧＭ：洞窟Ｂは今から大体100年前に探索が終わってる筈なのよ。でも、その年月のうちに何かが住み着いてるって事がね？
デュラン：その可能性は大いにあるね。
サクヤ：外してない罠もあるかもね。まぁそこは犬の鼻でどうにかしますが。
セツナ：ポリンの大群が住み着いていたり・・・・(笑)。
リアシー：何言ってるんですか、そこでイクリプスですよ。
ウィス：そこでバフォメットですよ。
ＧＭ：ロードオブヴァーミリオン！ドコドコドコドコッ！
リート：人質死んじゃうよ・・・(笑)。
ＧＭ：まぁ下らんＲＯ話は置いておいて・・・。本当にどうにかしてほしいワケだとミルバさんは懇願しています。
ウィス：まぁソレに関しては努力はするけど。
ＧＭ：ちなみに王立図書館にでも行けば探索履歴があるんじゃないかなぁと。
ラキュリア：それは重要でふね。とりあえず近づくまでは私達の存在に気づいてほしくないし。
ＧＭ：しかし裏の洞窟から行くのであればそうそう気づかれないのではないか？
ラキュリア：そうなんでふけど、万一罠にかかって「ドドドドドド・・・・」とか音聞こえちゃったら怪しまれますし。
ＧＭ：ただの地滑りと思ってくれればいいけどな。
リート：蝶ありえない。
ウィス：「ぎゃはー！」とかいう叫び声が聞こえるかもなのにな(笑)。
ラキュリア：そんな暗殺者集団嫌すぎでふ・・・。
ＧＭ：ちなみに、ＧＭから面白い情報をあげよう。
一同：ん？
ＧＭ：この暗殺者の三人組、「タスケテマンネン」とか「今週のびっくりどっきり〜」とか言う輩だったらしいぞ？
一同：(超爆笑)
ウィス：ド○ンジョ様ぁ〜っ！(爆笑)
ラキュリア：なんか・・・いきなり相手がマヌケな感じがしてきた・・・・(笑)。
セツナ：「ポチっとな」とかいうボタン置いておけば勝手に自滅するじゃん。「ちゅど〜ん」って(笑)。
デュラン：洞窟崩れちゃうから〜〜〜っ！(笑)。
ＧＭ：てゆかな・・・？人質立てこもるのまではいいが、そんな行き止まりの洞窟に立てこもる時点で・・・バカだろう？
ラキュリア：確かに・・・・自分で自分を追い詰めてますしね。
デュラン：なるほど、そんなマヌケ集団にはこんなプゲラ集団で十分だと(笑)。
ＧＭ：いや、本当はもっと高名な集団を雇いたかったのだが・・・受付皆出払っているとか言われちゃったし。
デュラン：そうか、最近やけに神殿が静かだったと思ったら皆出払ってたのかぁ・・・はっはっは・・・・。
ラキュリア：なんか・・・相手が立て篭もりならマスターは引き篭もりでふ。
一同腹を抱えて超爆笑。ＧＭも爆笑。
デュラン：そう言えばここ一ヶ月部屋を出ていないんだった・・・はっはっは・・・・。
サクヤ：外へ出て溶けないでくださいね(笑)。
ＧＭ：まぁ・・・あまり問題ないと思うんだが・・・。その洞窟は過去ここらで暴れまわっていた怪物を封印したって場所らしい。
一同：え？
ＧＭ：そう簡単に封印なんて解けないだろ、はははは。
ラキュリア：そんな所に逃げ込むなんて・・・運の悪いやつらでふね。
ＧＭ：運が悪いっていうか・・・バカなだけだろ？私だって、その遺跡がどのような場所を調べて初めて解ったのだから。
リアシー：つまり、普通には知られていない遺跡に勝手に立て篭もったと。しかも行き止まりの所に立て篭もっているという。
サクヤ：アホだ・・・。
ラキュリア：・・・救いがないでふね・・・。
サクヤ：封印が解けなければいいんですけどね・・・。
ラキュリア：人質を助け出した後その封印を解いて奴らを・・・「おしおきだべ〜」とか言って(笑)。
リアシー：遺跡の外にその怪物が出たら大変じゃないですか(笑)。
デュラン：まぁ、情報収集からかな。
リート：てゆか情報集める必要なくない？
ラキュリア：でも封印されていた怪物ってのも気になりまふ。
サクヤ：情報は多いことに越したことはありませんよ。
ＧＭ：まぁ図書館に行けば探索履歴とか残ってるんじゃない？
デュラン：内部構造とか罠の外し忘れとかの情報が書いてあるかもしれないね。
セツナ：さっさと図書館行って調べてみましょう。
ＧＭ：で、誰が行くの？図書館には。
セツナ：全員じゃない？
デュラン：ぞろぞろ行くの？それはちょっと・・・。
ＧＭ：イメージとしてはＦＦ５の古代図書館を思い浮かべてくれ。
ラキュリア：それは全員で行きましょう。
リート：中に入るとだな、本の・・・・。
ＧＭ：モンスターはいないけどな！(爆笑)
セツナ：レベル５デス使ってくるんですかーっ！？(爆笑)
ＧＭ：あそこレベル２０でいくと全滅するんだよっ！
ラキュリア：・・・とりあえず行きましょうか。
ＧＭ：着きました、どーん。
サクヤ：ここで本を触ると本棚が動くんですね？
ＧＭ：イフリート持ってないと本棚が永遠に邪魔するんですね？
ラキュリア：王立図書館がそんな変な所だったら嫌なんでふけど(笑)。
デュラン：本を探そう。手分けして。
ＧＭ：手分けして探さなくとも、こんなでかい図書館なら当然司書さんはいるわけでして。そんな文献がある棚を指定してくれるよ。
デュラン：じゃあ指定された棚に行こう。
ＧＭ：探せば見つかるよ、簡単に。
サクヤ：あまり時間もないしとっとと調べてしまいましょう。
ＧＭ：とりあえず文献によればＡの洞窟は「枯れた遺跡」って名付けられているぐらい枯れてる。
Ｂの方は探索したけれども、まぁ色々とね。
ウィス：色々・・・。
ＧＭ：「デストラップあったよ。」とか。
ラキュリア：げげげ。
リアシー：そのデストラップは解除しなかったんですか？
ＧＭ：「できませんでした、ごめんなさいっ！」
デュラン：そのせいで先に進めなかったのか、迂回して別のルート探せたのか、どっち？
ＧＭ：「ごめん、もうそこで諦めた。ごめんなさいっ！」
デュラン：じゃあ怪物の事について調べてみましょうか。
ＧＭ：まぁここらで昔暴れていた怪物がいたけど、
倒すのが相当無理っぽかったんでやむなくとある一行が封印したって記述がありました。
デュラン：それは冒険者が？
ＧＭ：その頃はまだ冒険者というシステムが確立されていなかったし。
リアシー：封印した時に犠牲者が出たとかそのような記述はありますか？
ＧＭ：犠牲者は少々出ました。２名が大火傷。
ラキュリア：・・・火傷？
ＧＭ：そのうち１名、腕が爆破されました。
ウィス：リトルフラワー？
ラキュリア：そんなヤツには会いたくないでふね、絶対。
ＧＭ：ちなみに、封印は石版を基盤としているので、絶対に石版を砕いてはならないと書いてあります。
サクヤ：まぁ砕かないとは思うけど。万一繋がってるという扉が開くと石版割れる可能性があるってならそれは仕方ない。
ＧＭ：別の本にはその怪物の事が載ってますけど。
「全長７ｍあった」とか「殴ったら殴った箇所が爆発した。」とか
「魔法付与した武器で殴ったら爆発しなかった。」とか
セツナ：面倒な敵だなぁ・・・。ま、こんなもんだし行きましょう。
ラキュリア：石版の件については一応報告しておきましょう。
デュラン：さて、デストラップ来たらどう解除しようか。
リアシー：犬の鼻に任せるしかない。
リート：俺は隊列最後がいいなぁ。デストラップに引っかからないために。
ＧＭ： 後ろからデスローラー来たらどうするんだよ(笑)。
デュラン：たーらたったーたーららー♪(インディジョーンズのテーマ)
ＧＭ：じゃあとりあえず俺はインディジョーンズのデストラップ全部出せばいいんだな？(笑)
ウィス：最後には聖柩開けるんだろ？(笑)
ＧＭ：聖杯間違えると腐るんだろ？(笑)
デュラン：デストラップと聞くと刻命館思い出したんだけど(笑)。
ＧＭ：アタックウォールでギロチン直行便ですね？
リート：ダメージは出ないけどなー(笑)。
ＧＭ：快感だけどな(笑)。
ラキュリア：そんな罠があったら無理でふよ(笑)。
ＧＭ：洞窟入った途端カポッっと花瓶が？(笑)。
リアシー：そこで妖精が杖を振り回して叩くと反対向きになるんですよ(爆笑)。
ラキュリア：何でそこで昔懐かしいスーパーファミコンマウスをやらなければならないんでふか！(笑)
ＧＭ：じゃあ君達は遺跡探索する以上膝の高さから落ちたら死んでもらおうか。
デュラン：どこのスペランカーですか(笑)。
リアシー：ドンキーコング時代のマリオも似たようなものですよ(笑)。
ＧＭ：で、落ちてる竹槍取ると弱くなるんだろ？
リート：いっきじゃん！(爆笑)
デュラン：お前ら！お前らレトロゲーネタ多すぎですよ！(爆笑)
ＧＭ：で、クリアすると「こんなゲームにマジになっちゃってどーするの！」っと。(笑)
デュラン：わかった、これらの罠を考慮しよう。
一同：ありえないからーっ！(爆笑)
もうね、濃すぎ(笑)
ラキュリア：濃すぎる話題は置いておいて行きましょう。
デュラン：まぁ魔物については伝えておこう。
ＧＭ：まぁ私達は触らないが、あの集団が触る可能性があるな。万一復活したら君達どうにかしてくれ。
リアシー：ｍｊｓｋ
ＧＭ：まぁ危険手当はちゃんと出すから。
デュラン：善処はしますです・・・。
ＧＭ：じゃあ騎士団の皆様と一緒にれっつごぅってことで。
一同：ＯＫ。
ＧＭ：騎士団の皆様はＡの洞窟の前で待機してます。君達は裏のＢ洞窟から行くと。
で、もし繋がってるような場所に着いたらこれを押してくれとスイッチみたいなものを渡される。
セツナ：自爆ボタン？
ＧＭ：まぁこれを押すとこっちが持ってるモノが光るからと。で、そこまでの案内に兵士ＡＢ君を付けるから。
一同：はーい。
ＧＭ：じゃあ着いた。兵士君は帰るよ。
デュラン：お疲れ様。さて、幅はどれくらいかな？
ＧＭ：そうさね、この部屋(大体５ｍ)ぐらいかな。
ラキュリア：セツナが空飛んでいると頭ぶつけますね。
サクヤ：視界は？
ＧＭ：そりゃ暗いです。
ラキュリア：とりあえず火を・・・。誰が持とうか。
ウィス：じゃあ私が。前出るのも不安だが・・・。
ラキュリア：プロテクションかかる範囲にいれば何とか。
サクヤ：トラップの匂いはしますか？
ＧＭ：しません、黴臭いです。
デュラン：黴臭くて耳が垂れ下がるんでしょ？「きゅ〜ん」って(萌)。
リート：じゃあとりあえず進むか。
ＧＭ：５ｍ程進むと坂道になってるんだがね、全員ちと感知してくれ。10以上いった人は解る。水の音がするぞ。
サクヤ：その水は見える？
ＧＭ：ちとまだ暗くて見えないかな。もう少し進むと見えるかも。
ラキュリア：気をつけて進みましょう。
ＧＭ：サクサク進んでいくと水が流れているのが解るんですが・・・。本当にチョロチョロと流れています。
ラキュリア：もしかして滑りますか？
ＧＭ：一面びっしり水苔。
ラキュリア：無茶苦茶滑りそうでふね。
セツナ：飛んでるから問題なし！(笑)
ＧＭ：ここを通りたいなら敏捷度チェックね。
リート：先生！俺敏捷低いのに後ろの方いるんですが！(笑)
ＧＭ：転んだら巻き込まれるな、多分(笑)。
リート：転びました！後ろにいるのに！(笑)
ＧＭ：前の方にいるヤツは回避判定で、その後更に敏捷判定な(笑)。
デュラン：筋力で受け止められる？なら１５と言ってますよ。
ＧＭ：その後敏捷判定な。
デュラン：それは覚悟の上。(ころころ)ピーンゾロー!!!!(爆笑)
リアシー：超ナム・・・。
デュラン：セットメニューで(爆笑)。
ＧＭ：じゃあ転がった人。暫く転がると苔の道が切れるんですが・・。次に待つのは鋭く尖った石が敷き詰められてある道だ。
ウィス：すりおろしｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!??
ＧＭ：転がる勢いがきれないまま、そのまま黒曜石みたいな尖った石の元に・・・。
ラキュリア：痛そーでふーっ！
ＧＭ：ダメージ決めようか。(ころころ)でかいな・・・。１２点。
ラキュリア：自分にプロテクション・・・。３点しか止まらなーいっ!
これによってダメージを受けたのはラキュリア・デュラン・リート・リアシーの４人。思わぬ痛手です。
デュラン：これは絶対ぇナチュラルトラップじゃねぇぇぇぇぇ・・・・・。
サクヤ：私は悠々と降りていって「大丈夫ですか？」と声をかけましょう。
リアシー：大丈夫とは言えないんですけどねコレー。(←６点ダメージ)
デュラン：・・・ダメです。(同じく６点)
ラキュリア：すりおろしリンゴでふー・・・・。(３点ダメージ)
リート：・・・・痛い。(もっとダメージ)
セツナ：飛べないって不便ですね〜(悠然)。
さて、彼らはＴ字路にぶつかります。彼らは左に向かいます。
ＧＭ：するとそのうち、床に黒の斑点が大量に付いてる道に出会います。
リート：ハンペン？
ＧＭ：違う！(笑)。黒い斑点が床にボツボツボツ・・・と。
セツナ：横にはないんだよね？
ＧＭ：ないね。
デュラン：火のついてない松明をその黒い斑点に当たるように投げてみよう。
ＧＭ：ふむ、斑点に当たった瞬間横の壁がガチャッと開いて槍が手前から順にトストストス・・・と。
リアシー：上手く行けばすり抜けられるってことね。
ＧＭ：先頭にいる人、ちと感知をふってみて。
サクヤ：１５あるね。
ＧＭ：完璧解った。槍が錆びてる。
リート：ちょっとそれは怖いな・・・。
デュラン：ただ、脆そうってのもあるよな。
セツナ：目の前に出てきた槍を折っていくってのもあるね。
リアシー：移動力１２あるから、全力ダッシュして抜けよう。
ＧＭ：敏捷力チェックしてみそ。・・１０？・・・８点、５点、３点のダメージ。防御力は有効。
リアシー：んじゃあ２点しか食らわないや。
デュラン：じゃあ破傷風判定。
ＧＭ：破傷風斬はないよ！処理面倒だし！
デュラン：走り抜ける移動力もないし、防御力もないから俺は圧し折っていくわ。
ラキュリア：移動力５ｍしかない・・・。
ウィス：１７ｍあるけど俺はー？
ＧＭ：判定しなくてもいいよそれ(笑)。
サクヤ：それなら移動力２１ｍは余裕ということですか？
ＧＭ：相当余裕ですよソレ(笑)。
サクヤ：てゆかこれ解除できない？
デュラン：それは難しそうですねぇ。俺は折って行くか。
サクヤ：じゃあ私は反対側から追っていこう。
リアシー：はっはっは、遅いぞー。
ＧＭ：じゃあこの地帯を抜けるとだなー。右曲がりになっているぞ。
デュラン：じゃあ素直に曲がろうか。
ＧＭ：右に曲がって暫く進むとだな、全員危険かーんち。
リアシー：クリティカルー♪
ＧＭ：それならば解る。ナマモノの気配がします。
セツナ：ふむ、じゃあ前に出ておくかな。
ウィス：お肉の予感！
サクヤ：でも流石にグロテスクなのはちょっと(笑)。
ＧＭ：まぁクリティカルしたなら解っていいかな。生き物ってより・・・(しゃがれた声で)「うあぁぁぁぁ・・・」って感じ。
デュラン：ゾンビくさーっ！
ラキュリア：解りませんよ？飢えた３人組かもしれませんし。
デュラン：まてやコラ(笑)。
ウィス：で、飢えた３人組が共食いしてるんでしょ？
デュラン：で横には９歳の骨が転がってるんでしょ？あぁこの鬼畜なＧＭならやりかねないなぁ〜!?
ＧＭ：やんねぇよ！(爆笑)
リアシー：まぁ進めば解るので進みましょうよ。
デュラン：まぁ戦闘能力が高い人に前に出てもらって進みますか。
ＧＭ：進むとね、大きい部屋がある。散開して戦える程には広い。
で、何かいるのでエネミー識別判定よろん。６未満じゃなければ解る。あれはゾンビだ
ラキュリア：普通見れば解るよなぁ(笑)。
ＧＭ：数ですが・・・ギルドマスターさん、１Ｄ６振ってください。４？じゃあ４体出ました。
リアシー：まぁ待て話せば解る！
一同：解るかぁぁぁっ！
さて、初戦闘です。サクヤの一撃でゾンビＡは体の半分を持っていかれます。
リアシーは武器を作ってお終い。ウィスは何を考えてんだか知らないがＤに攻撃。
ＧＭ：「遅いっ！」
ラキュリア：何かゾンビが避けたよーっ！？
デュラン：オンドゥル語で「遅い」ですね？(爆笑)
続いてリートはショートボウでゾンビＡに攻撃。そこそこのダメージを与えますがまだ倒れません。
デュランはクリティカルしゾンビＡを破壊。セツナはバッシュでゾンビＢを攻撃。半分削ります。
さて、こちらのターン。ゾンビＢはセツナに攻撃しますがセツナは盾持ち。１点しかダメージを与えられません。
ゾンビＣはサクヤに攻撃しますがバタフライダンスを取ってるシーフに当たるわけがなく・・・。
ゾンビＤの攻撃はウィスに当たりますがプロテクションに阻まれます。そしてラキュリアの攻撃でゾンビＢは破壊されました。
続いて第二ターン、サクヤの攻撃はゾンビＣを大破させます。
リアシーはゾンビＣにバッシュ。多少は削りますがまだ生き残ります。
ウィスはまたまた何でかゾンビＤに攻撃。しかも外すし。リートはゾンビＣに弓を撃ちますが外れ。
デュランの攻撃でゾンビＣは破壊。セツナの攻撃は命中しましたがダメージロールでピンゾロを振りぷげら。
続くゾンビの攻撃はウィスに。
ＧＭ：ごめん、ゾンビの攻撃がクリティカルした(笑)。
ウィス：なにーっ！？
ＧＭ：ダメージ・・・20点。
ラキュリア：プロテクション！・・・７点、うん普通。
ウィス：８点削れた・・・・。痛ぇ・・・。このゾンビ赤い彗星だよ〜！
そしてラキュリアの攻撃で多少削れ、第三ターンでサクヤとリアシーの攻撃であっけなくゾンビＤは落ちました。
ＧＭ：それではお待ちかねドロップ品確定たーいむ。
ウィス：亡者の爪一個獲得。
リアシー：にく一個獲得。
一同：それは嫌だ！(笑)
そして彼ら呪われた心臓一つにゾンビの粉二つを手に入れます。一応ウィスの傷を回復させて彼らは先に進みます。
ＧＭ：じゃあ部屋です。部屋にあるのは壁にかけられた石版と宝箱４つ。
サクヤ：文字が書いてあるんですか？
ＧＭ：書いてあります。長いのでメモるように。
@邪悪なる者はこの地に逃げ、そして塵となった。
Aようやくこの研究が成功した。この理論が完成すれば莫大な財産になる。
B意味がある物はこの世に存在するのか。この真理は一生解けないだろう。
C神々は全て地に落ちた。後は全て滅びゆくのみ。
サクヤ：一体何のことやら・・・。
デュラン：宝箱の中身に関係あるのかなぁ。一応考慮してみるか・・・。
セツナ：んじゃ一個開けてみよ。ぱか。
ＧＭ：薬瓶が５個ぐらい入ってた。中身も入ってる。アルケミが見ればわかるんじゃない？
セツナ：(ラキュリアに向かって)これなーにー？
ＧＭ：青ポーショ・・・・げふんげふん(笑)。
リアシー：ブルースリムポーションと言うべきなんでしょうかねぇ(笑)。
ＧＭ：あ？ブルースリーポーション？
リート：飲むと「ほあっちゃー！」となるポーションですか？(笑)
ラキュリア：嫌だよそんなの！(笑)
ＧＭ：ハイＭＰポーションが５個です。
セツナ：じゃあ次開けよう。パカ。
ＧＭ：武器が入ってます。短剣だね。魔法のバゼラード。バッシュ１ＬＶが使える。
ラキュリア：これは値打ちがありそうですね。
セツナ：でもあんまり使えなさそうだよね。俺普通にバッシュ使えるしさ。ま、三個目開けよう。ぱか。
ＧＭ：指輪が入ってます。鑑定値１６？これ守りの指輪。
ラキュリア：かなりいい代物ですね。
デュラン：前に出られて脆い人が装備するべきじゃない？
ラキュリア：じゃあウィスじゃない？
ウィス：じゃあ私が装備するかなー。
ＧＭ：ん？装備したの？何か知らないけど体が重いよ？
セツナ：あれ？
デュラン：・・・外せる？
ＧＭ：はずせなーい。
ウィス：呪いｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!!
ＧＭ：ちなみに、ＨＰ+５されるぞ。で、万一君がアコライトのスキルを持っていたらアコのスキルＬＶが全部１下がるのだが。
ウィス：はっはっは、持ってないさー。
ラキュリア：ＨＰ+５ってどっかで聞いたような・・・。(デュランを見る)
ＧＭ：で、更に攻撃力+５しといて。で、ＭＰを−１５しておけ。
セツナ：うっわぁぁぁぁ。
ＧＭ：以上、呪われた指輪の効果でした。で、君は察しの通り「邪神の祝福」が付いたわけで。
ラキュリア：ウィスがどんどん人間離れしていく・・・。
リアシー：他には何かないー？
ＧＭ：じゃあ感知チェックしてくれ。
セツナ：(ころころ)クリティカルー！
ＧＭ：じゃあ解るよ〜。石版、上に教え上げることができる〜。
デュラン：これで石版の文字が関係しているのかなぁ。
セツナ：３番を開けよう。
ＧＭ：薬瓶一個ゲット。鑑定成功した？じゃあ解るよ。ホットウォーターです。但し製造年月日は不明だけどな。
セツナ：じゃあ２番。
ＧＭ：剣が入ってるね。呪いがかかってないレッドサンセットソード。
セツナ：じゃあ４番開けた。
ＧＭ：・・・避けましょう。
セツナ：(ころころ)ごめんクリティカル(爆笑)。
ＧＭ：・・・・中からナイフがサコッと出てくる・・・。ちっ。
セツナ：じゃあ一番・・・。
デュラン：待て、それは文面的に危ない。
ラキュリア：うーん、あまり開けない方がいいかも・・・・。
リアシー：面倒だし開けなくてもいいか・・・？
セツナ：皆が外が出てから開ける。
ぉぃぉぃ・・・。
ＧＭ：中には青い水晶が入ってた。重量は１ですが。
セツナ：持ってきまーす。
デュラン：では元の通路に戻って反対側行きますか。
ＧＭ：こちらと同じように、曲がってます。まがるとまた大きな部屋になってます。
サクヤ：危険感知とかできる？
ＧＭ：えと、こっからでも見えるよ。部屋の中央にゴーレムが見える。
リアシー：さすがにそれは・・・なぁ。
デュラン：中入ったらアレが襲い掛かってくるという可能性がある。中はどれぐらい見える？
ＧＭ：普通に全部見えてて構わない。あっち側に通路がある以外何もない。
サクヤ：じゃあ火の付いてない松明か何かでも投げてみましょう。
ＧＭ：ふむ、それは反応するな。
デュラン：音に反応？ゴトッとしたら反応したんだ。どう動く？
ＧＭ：動くってか、喋る。魔術語らしきもので。ただしここからでは何を言ってるかは明瞭には聞こえない。
デュラン：で、ある程度したら止まる感じ？近づかないと聞こえないのか・・・。
ウィス：これが「殺してやる殺してやる殺してやる・・・・。」だったら怖いけどね(爆笑)。
デュラン：反転してサヨナラですよ(笑)。まぁとにかく入ってみよう。聞こえる程度まで近づこう。
ウィス：「殺してやる殺してやる殺してやる・・・・。」
ＧＭ：違うから！(笑)。で、こんな事を言ってるのが聞こえる。
「兜を脱げ。地に付せよ。綺麗に並び礼を尽くせばば、門は開く。」
リート：土下座特盛で。
デュラン：違ぇよ！(笑)
セツナ：うーん、帽子脱げばいいのかな？
ラキュリア：家入るのに帽子を脱ぐのは普通でふけど・・・。
リアシー：しかしここで脱ぐ必要はあるのかなぁ・・・？
ラキュリア：じゃあ今ここで兜脱いで礼をしてみる？
サクヤ：進んだ瞬間に何か飛んでくるという可能性は？
セツナ：でもまぁ一応やってみよう。何か起きる？
ＧＭ：いや、なにも。
ラキュリア：ここではないのですかね、先に進みましょう。
ＧＭ：先に進むと、どでかい門があります。
セツナ：やっぱり。
ＧＭ：７ｍぐらいのドでかい門が目の前にそびえてますよ。
ラキュリア：７ｍってどっかで聞いたような・・・・。
ＧＭ：まぁ門に向かって聞き耳してみそ？感知で代用してみよう。１２あればこんな声が聞こえるぞ？
――「おい！一体どーすんだよ！このガキ人質に取ったはいいが逃げられそうにねぇじゃねぇか！」
「んなもんしるか！ったく・・・。」――
ラキュリア：・・・随分行き当たりバッタリな人達でふね。
リアシー：まぁ着いたようですねっと。
ＧＭ：ちなみにこの門には文字を入力する欄があるね。４文字っぽい。
リアシー：へべれけ。
一同：懐かしいなオイ！
一同は色々試行錯誤してみますが、意見が纏まりません。
デュラン：じゃあ「れいはい」で。
ＧＭ：ブーッ！
リアスー：「ただいま」と入力してみよう。
ＧＭ：しーん。
リート：その扉には何も書いてないの？
ＧＭ：うん。
サクヤ：兜を脱いで・・・・王に会うと仮定するとして「えっけん」と入力してみます。
ＧＭ：しーん。
一同真剣に悩みます。中々正解が出てきません。
セツナ：(ふと閃いたように)「かいじょ」！
ＧＭ：正解〜。何かカチャンて音がした。
リアシー：じゃあ作戦開始のボタン押しましょう。
ラキュリア：それでは突入でふね〜。
ＧＭ：突入すると三人組が「な、何だお前ら！？」と。
サクヤ：距離は？
ＧＭ：１０ｍぐらい。
サクヤ：人質は？誰か捕まえてますか？
ＧＭ：隅っこの方に放置してあります。
デュラン：いっちゃえ、人質奪い返せ。
サクヤ：もうじゃあ特攻しちゃおう。だーっしゅ！
ラキュリア：じゃあこっちは気を引くために騒ぎ立てよう。
ＧＭ：サクヤの移動力だったら人質の所までダッシュして保護できるよ。
「おうあ！？ひ・・・人質が奪われたぞおい！」「や・・・やべぇ！逃げるか！？」
とか言ってます、ヤツら。で、まぁあっちの入り口からは騎士団の皆様が突入してくる音が聞こえるわけで。
ラキュリア：もう逃げ道はないでふよー？
ＧＭ：「お・・おいどうする兄貴！騎士団の連中も来ちまったぜ！？」「そ・・・そんなこと言ってもよぅ！」
で、壁の方にじりじり後ずさっていく。「どーすんだ！？これ以上・・・。」
デュラン：(何かに気づいたように)だーっ！ちょっと待てちょっと待てちょっと待て!!!その先に石版ないだろうな石版!!!
ＧＭ：(あっさりと)あるよ？
デュラン：うぉーっ！止めろ！止めろーっ！
リート：・・・戦闘ターンに入っていい？
ＧＭ：だめー、まだシーンだ(笑)。「兄貴！どーするよ!?」「よーし、さっき俺らが解読したアレ使おうぜアレ！」
一同：やめろーっ！
ＧＭ「今週の〜ビックリドッキリ〜・・・」
一同：まぢでかーっ！！
ラキュリア：第一「メカ」じゃないだろーっ！
ＧＭ：石版パキっ。
セツナ：あ。
ラキュリア：あ
リアシー：あ〜あ・・・・。
デュラン：・・・・俺知らね。
リート：俺も・・・・。
ＧＭ：ぺき、ぱき・・・どんがらがっしゃーん。
デュラン：そこの３人が真っ先に食われる予感・・・。
ラキュリア：何が出てきた？イモ虫？
デュラン：毛虫？
サクヤ：さっきの話から想像するに、ハリネズミみたいなものですかね？
ＧＭ：いーや、外見７ｍの・・・・オケラ。
リート：オケラっていうと・・・競輪とか競艇が終わった後の・・・。
ＧＭ：そのオケラ違ぇーっ！(笑)で、まぁオケラが出てきて「オケェ〜！」と鳴く。
一同：本当かよ！？(爆笑)
デュラン：一体誰が考えたんだそんな変なモノ。
ＧＭ：(無言で挙手)
一同：(爆笑)
セツナ：それでどうした？
ＧＭ：でまぁそのオケラは「お腹すいたなぁ〜」というような目をします。その皆さんが呆然としている隙に三人組は逃げますけど。
デュラン：止めますけどね。
ＧＭ：そんな事せんでも騎士団に捕獲されますけどね。
ラキュリア：とりあえず保護した人質騎士団に預けて「下がっていてください」と言いまふ。
ＧＭ：ミルバさんが「こ・・これが封印されていた怪物か！」
リート：強そうには見えないけどね。
ラキュリア：外見上はね(笑)。
ＧＭ：「追加で報酬は１０００払う！コイツをどうにかしてくれ！こんなのが街に出てきたら滅んでしまう！」
ウィス：そりゃあどうにかしないワケにはいきませんけど。
ＧＭ：じゃあ戦闘ですね。その前にエネミー感知をどうぞ。１５あればわかる。
サクヤ：クリティカル！(笑)
ＧＭ：分類・魔獣。ＬＶ６。属性・地。
＜特殊能力＞：『全身此火薬』：物理攻撃ダメージを与えた場合、
防護点を抜けたダメージ分を基準としたダイスダメージが防御無視で跳ね返ってくる。
魔法攻撃であれば問題ない。で、その反射爆発を防ぐためには幸運判定で１０以上を出さなければならない。
ＧＭ：つまり、物理ダメージを４点与えた場合、４Ｄダメージがこっちに反射してくるワケなのよ。
デュラン：うわ、凄ぇ怖ぇ。
ラキュリア：ウィスに魔法を付与してもらうしか・・・。
ウィス：でも俺さっきの指輪のせいでＭＰ−１５だよ〜？
一同：ぎゃーす。
ＧＭ：ちなみに遠距離攻撃の場合は反射爆発は関係ないと思ってくれぃ。
ラキュリア：なら私も参加できそうでふ。
ＧＭ：ちなみに、ブランディッシュとバッシュあと自爆が使える。
デュラン：自爆？
ＧＭ：残りＨＰ÷２分のダイスが周囲にいる全員に襲ってきます。
ラキュリア：中途半端にＨＰ残すとやばいってことでふね。
ＧＭ：ちなみに後ろでは数人のアコライト隊が控えてますので多少は安心してください。
サクヤ：まずは魔法属性ないとどうにもならないねぇ。
ＧＭ：じゃあ戦闘しましょっか。
第一ターン、サクヤはウィスの魔法付与を待つために行動を最後まで遅らせます。
リアシーはマイナーで武器を作り出します。ウィスはサクヤにファイアウェポンをかけます。
リートはアースブレット。しかしこれは敵と同じ属性ゆえにダメージは通りません。
敵は転倒なんざするはずもなく。デュランのファイアーボルトはちくちくダメージを与えます。
セツナは空飛んでお終い。ラキュリアは命中判定にクリティカルし大ダメージを与えます。
ＧＭ：ちゅどどどどどどどん！！という大体２０Ｄぐらいの爆発が起きました。
デュラン：柔らけぇ〜(汗)。
リアシー：怖いからソレ・・・。
ラキュリア：洞窟崩れなきゃいいけど・・・・。
このターンはパーティがあまり散開してないので敵は接近してブランディッシュを放ちます。
ここで１８点という大ダメージを受けますがラキュリアと後ろのアコ隊からのプロテクションでかなり軽減します。
最後の行動にしたサクヤは命中とダメージロールにフェイトを使いそこそこのダメージを与えます。
第二ターン。サクヤはまたまたフェイトを使い地道にダメージを積み重ねます。
サクヤ：痛そう？
ＧＭ：「おけけけけ〜」と鳴いています。
ウィス：おｋｗｗｗｗｗ
ＧＭ：うはｗｗ痛すぎｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗ
リート：ファイアウェポンＴＵＥＥＥＥＥＥｗｗｗっうぇ
ラキュリア：本当にマヌケな魔獣になってきましたね。
ＧＭ：てゆかウザｗｗｗｗｗうぇｗｗｗｗ
リアシーはまだ魔法付与されてないので待機。ウィスはセツナにファイアウェポン。
リートはフェイト２点使用してショートボウで狙撃しました。ダメージにもフェイトを使用してそこそこのダメージを与えます。
デュランはマジックフォージ＆ファイアボルトでダメージを与えます。
セツナは魔法付与されたのでスマッシュ＆バッシュ+フェイトで遠慮なくダメージを与えてきます。これがまた痛い。
ラキュリアは狙撃してそこそこのダメージ。敵のオケラはブランディッシュで更に範囲攻撃。
エンゲージした全員に命中してきます。バッシュ+ボルテクスアタックでＰＣ達に４０点もの大ダメージを与えてようとします。
ラキュリアとアコ隊(３人のうち１人はＭＰ切れ)のプロテクションが飛びます。
しかし、リアシーとデュランが戦闘不能に陥りました。
第三ターン。サクヤはラストのフェイトをダメージに継ぎ込みダメージを与えますがまだ敵は倒れません。
ウィスはこのターン古いハイＭＰポーションを飲みましたが古いせいでお腹を壊して２点ダメージ。
リートはまた狙撃。ダメージにフェイトを使い１３点のダメージ。
このターン、後ろに控えているアコ隊が倒れた二人にレイズを唱え復活させます。
これでアコ隊は完全ＭＰ切れ。そしてデュランは起き上がって即ギルドスキル《蘇生》を使用しパーティーの状態を安定させます。
セツナはまたスマッシュ＆バッシュ+フェイトを使いオケラを死の二歩手前に追い詰めます。
ラキュリアは命中とダメージにフェイトを全部使い、２４点ものダメージを与えます。
オケラはバッシュを使いデュランを狙いますがフェイトを使われ避けられました。(´・ω・`)ｼｮﾝﾎﾞﾘ。
第四ターン。
ＧＭ：母親が大変です！てなわけでオケラの子供が２匹わさわさと。
一同：うげーっ。
サクヤの容赦ない攻撃により母親オケラは滅びました。残るは子供二匹のみ。
子供は誘爆しないので行動値が早いのでサクヤの次に行動です。
子供Ａは母親を殺したサクヤに復讐しようとするも出目がしょっぱくてハズレ。子供Ｂはセツナに攻撃。
これが何と６ゾロ！セツナに１５点のダメージを与えますが、
ラキュリアのプロテクションと持ち前の防御力のせいで２点しか与えられません。
リアシーはバッシュを使い命中にフェイト２点使いこれがクリティカル。その後ボルテクスアタックにフェイト３点使います。
一撃で子供オケラＢを落とします。何だよ９Ｄって、百鬼じゃねぇんだぞコラ(泣)。
ウィスは命中にフェイトを使い更にダメージにもフェイトを使いますがまだまだ落ちません。
Ａの方が強いのは世の理です！まだだ！まだ終わらんよ！
リートの攻撃は避けられます。デュランはインヴィジブルアタックを使いクリティカル、そしてボルテクスアタック。
このせいでオケラはもう瀕死。セツナの攻撃ですがこっちが回避にピンゾロを振ってしまいファンブル。
バッシュ宣言+ボルテクスアタックのせいであっけなく子供Ａも殺されてしまいましたとさ・・・。
ラキュリア：じゃあトドメを刺す×３。
ＧＭ：哀れオケラは殺されてしまいましたとさっと。それではドロップ品です。
ラキュリア：じゃあ子供Ａのを・・・・８。
ＧＭ：何もなし。じゃあ次子供Ｂのね。
ウィス：じゃあここでフェイト２点使用。・・・１２。
ＧＭ：オケラの髭。１０Ｇ。
リアシー：しょっぱい。じゃあ大きいオケラのドロップにプラーナを・・・。
一同：プラーナじゃねぇよ！(笑)
リアシー：間違い。フェイトを使用して・・・１８。
ＧＭ：大きなオケラの髭。５００Ｇ。
ラキュリア：とりあえずオケラが出てきた穴を確認してみよう。もういない？
ＧＭ：うん、もういないよ。めでたく魔獣を退治して街の平和を守れましたっと。
ラキュリア：じゃあ帰還しましょっか。
ＧＭ：とすると大臣さんが「本当に助かった！これは礼金だ。」と１４０００Ｇを渡してくれます。娘さんにも怪我はなく。
デュラン：よかったよかった。
ラキュリア：で、あの三人組の処遇は？
ＧＭ：地下で強制労働ですよ？
ラキュリア：きっとそのうち自転車で逃げ出しますよ(笑)。
デュラン：えーと、ドロップ品は合計で６４０Ｇですね。経費とかは申告してね。
ＧＭ：ウィス、１００Ｇ払えば呪い解けるけど？呪い解いたら壊れるけどね。
ウィス：このまま・・・・呪われたサムライでいこう。(笑)
デュラン：(´・ω・)人(・ω・`)ﾅｶｰﾏ
ＧＭ：じゃあ清算は後にして終わりましょうか。お疲れ様〜。
一同：お疲れ様〜。
敵データ
「超凄いオケラ」
分類：魔獣 属性：地 レベル：６ 識別値：１０
能力値： 筋力：１２/４
器用：１２/４ 敏捷：３/１
知力：０/０ 感知：７/２
精神：１８/６ 幸運：６/２
攻撃：鉤爪
４(３Ｄ)/６(３Ｄ)/物理/至近
防御：２/６(+２) ＨＰ：240 ＭＰ：３５ 行動：０ 移動：５
特殊能力：『全身此火薬』：物理攻撃ダメージを与えた場合、
防護点を抜けたダメージ分を基準としたダイスダメージが防御無視で跳ね返ってくる。
魔法攻撃であれば問題ない。その反射爆発を防ぐためには幸運判定で１０以上を出さなければならない。
『複数の足』：転倒しない。移動力が+５ｍされる。
『巨大な体』：回避判定が−１Ｄされる。行動値が−５される。
『鉤爪マスタリー』：鉤爪を使った攻撃の命中値が+１Ｄされる。
『自爆』：自爆して、エンゲージしているキャラクター全員にHP÷2のダメージを与える。
『ブランディッシュ』・『バッシュ』・『ボルテクスアタック』：ルルブ参照。
「ぷち強いオケラ」
分類：魔獣 属性：地 レベル：３ 識別値：１０
能力値： 筋力：８/２
器用：１２/４ 敏捷：１５/５
知力：０/０ 感知：１２/４
精神：９/３ 幸運：６/２
攻撃：鉤爪
４(３Ｄ)/４(３Ｄ)/物理/至近
防御：２/６ ＨＰ：４０ ＭＰ：２０ 行動：９ 移動：１４
特殊能力：『複数の足』：上記参照。
『鉤爪マスタリー』：上記参照。
ドロップ品はその場のノリとネタで決めてくだせぇ('A`)
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