ダブルクロス(以下ＤＸ)のプレイヤーは赤目、神楽、魔王、ユッザー(敬称略)。そしてＧＭは駒凪です。
普段はＤＸのリプレイなんて書きませんが、たまたまユッザーさんが録音していたため急遽書こうと意気込み書いてみました。
プレイ時間が７時間にも及んだ(その内８５％はギャグじゃないかという説有)セッションですが・・・・・。
キャラクター紹介
鏑木瞬(ＰＬ：魔王)…ハヌマーン・キュマイラ コードネーム：音速の獣《ソニックビースト》
ワークス：高校生 カヴァー：高校生 Ｄロイス：複製体
雑賀渚(ＰＬ：赤目)…モルフェウス・ノイマン コードネーム：深夜の訪問者《ナイトノッカー》
ワークス：暗殺者 カヴァー：探偵 Ｄロイス：実験体
三森麗香(ＰＬ：神楽)…オルクス・ソラリス コードネーム：呪術薬師《ブードゥーメディスン》
ワークス：ＵＧＮエージェント カヴァー：学校の保険医 Ｄロイス：変異種
結城斥葉(ＰＬ：ユッザー)…オルクス・バロール コードネーム：悪餓鬼《トリックボーイ》
ワークス：小学生 カヴァー：小学生 Ｄロイス：生還者
なお電波が混じってますが、それは読んで行くうちに明らかになるかもしれません。
シーンプレイヤー：雑賀渚・三森麗香
ＧＭ：んじゃ始めるかねー。さて…誰からシーン始めるかな。とりあえず渚と麗香。ＵＧＮの支部長室に呼ばれます。
麗香：いつも通り霧谷さんの前かな？
ＧＭ：霧谷さんは今東南アジアの方に出張に行ってる。
麗香：あらま。
渚：逃げたか……。
ＧＭ：逃げてねぇよ！東南アジア支部の視察に行ってるだけだよ！
渚：左遷か……。
ＧＭ：戻ってくるわ！お前人の話聞け！(笑)
麗香：じゃあ代わりに私支部長？
ＧＭ：いやいやいや。支部長代理がいる、名前は特に決めてない。
渚：…「特に決めてない」さんですね、宜しくお願いします。
ＧＭ：お前、忍たま乱太郎的なそのネーミングセンスやめろよ！(爆笑)
麗香：さて、「とくに」さん、何かお呼びですか？(爆笑)
斥葉：名前決まってるんだけど！
麗香：ハイ確定、「とくに」さん。
ＧＭ：じゃあ名前「とくに ないぞう」さんで(爆笑)。
斥葉：…バカヤロ(笑)。
瞬：忍たまだよ忍たまー！(笑)
斥葉：彼にロイス取っとこうぜ(爆笑)。
麗香：…ちょっと、マジ？(笑)
ＧＭ：と、とりあえずそこの二人に対するシナリオロイスは後であげるので、待っててね(必死で笑いをこらえながら)。
渚・麗香：ハイハーイ(笑)。
ＧＭ：さて、名前も決まった所で話を進めよう。
斥葉：…決まっちゃったんだ、確定なんだ(笑)。
ＧＭ：さて、「とくに」さんですが……って名前言う度に笑うのやめろよお前ら！(笑)
麗香：決めた人間が何を言う(笑)。
ＧＭ：いや、決めた人間は(渚のプレイヤーを指差して)コレ
渚：えー？ワタシチガウワタシチガウ。
瞬：いや、「とくに」さんってＧＭがトドメ刺したんだろうがよ(笑)。
ＧＭ：あ、俺だっけ？(笑)
まぎれもなくお前だ
ＧＭ：とりあえず・・・「とくに」さんは実験部のお偉いさんだね。
瞬：実験部？イーッヒッヒッヒ(何かをかき混ぜるような仕草)って感じ？
ＧＭ：まぁそんな感じだろ。
麗香：一般人を連れてきてー、実験してー。
ＧＭ：練れば練る程色が変わっ………んねェよ！(笑)
瞬：練れば練る程色が変わ………る前に中から腕がもわぁ〜。で、「うぉーっ！？やべぇーっ！」(爆笑)
渚：こーやって付けて…………不味い！
麗香：もう一杯！
斥葉：ＣＭ変わってるよ(笑)。
ＧＭ：話を戻そう(笑)。さて、「とくに」さんは霧谷さんに続く偉い人なのです。優しい霧谷さんとは違ってこの人は野心一杯な人ですけどね。
渚：マジでー？
ＧＭ：マジでー。……名前決めてないのがちょっと失敗したかもしれない(笑)。
渚：とするとー、その人の机の上にネコ缶が置いてある。
ＧＭ(とくに)：………なんだ、このネコ缶は。
渚：(無言)
ＧＭ(とくに)：……なんだ、一体何なんだ。
渚：……とくにないぞう。
ＧＭ：……何なんだよ、何なんだよ………。
渚・ＧＭ：何なんだよぉ〜ぃ！！(爆笑)
昔懐かしゲムドラネタ。解る人は極一部だと思われます。
ＧＭ：また懐かしいネタが出てきたな(笑)。何年前だよ(笑)。
渚：何年前だろうね(笑)。
ＧＭ：とりあえず落ち着いて先に進もう(笑)。
麗香：「とくに」さん出てきてから全然話進んでないよ(笑)。
ＧＭ：脱線しすぎだ。とりあえず………このネコ缶なに？
麗香：赴任祝い？
瞬：きっと心ばかりの差し入れなんですよ。
渚：とりあえず……まずは反応見ないと。こちらもリアクション取りたいので。
この電波め！
ＧＭ(とくに)：いや……だからこのネコ缶は何だ。
渚：…………………「リアクション：×」って書いておく、メモ帳に。
ＧＭ：馬鹿にしてんのかコノヤローっ！？(笑)
麗香：駄目ね、この支部長代理耐性が全然ない。「耐性：×」
一同：(笑)。
ＧＭ：そりゃさー、毎日毎日実験室で陰気にコトコト人の染色体いじくってればこうなるって。
偏見だろ………。
瞬：アレでしょ？「じっくりコトコト煮込んだ染色体」。
一同：(大爆笑)。
斥葉：煮込むなーっ！(笑)
麗香：「キューピー 染色体クッキング」
斥葉：ないわぁーっ！(爆笑)
渚：♪じっくりコトコト煮込んだゲノム〜。(大爆笑)
瞬：じっくりコトコト煮込んだゲノムじゃねぇよ………(笑)。
ＧＭ：………………(床に突っ伏して笑い出す)。
麗香：あ、ＧＭが死んだ(笑)。
瞬：相当「じっくりコトコト煮込んだゲノム」がヤバかったらしいよ(笑)。
麗香：そろそろプレイヤーが「しょう動判定」なんですけど(笑)。
瞬：「しょう動判定」の「しょう」は「笑」だろ？(笑)
ＧＭ：……くそっ、そろそろ真面目にやるぞ。
瞬：巻き戻し巻き戻し(笑)。きっと彼は神経質そうな男なんですよ。で、真面目でねー、冗談とか通じない人なんだよ。
ＧＭ：さて、そうするとだな。彼はスクリーンにある女の子の顔を映し出します。
渚：………ロリですか。
ＧＭ：いや、年齢は中学生ぐらい………って充分ロリか。
瞬：そんな人が映し出すと「この人やべーんじゃねーの？」になる(笑)。
麗香：で………、これは誰ですか？
ＧＭ：君達はこの顔に見覚えがある。けれども「誰だっけ、これ。」って感じ。外見や雰囲気が似てるんだけど、誰だろう……です。
「君達に任務……というか命令だ。この女を探し出して殺せ。」
麗香：はい？
ＧＭ(とくに)：コイツの名は「真紅の刃《スカーレットナイフ》」。そして今回のシナリオロイスでもあります。ロイス取っておいてね。
渚・麗香：はいはい(カキカキ)。
麗香：お言葉ですが……前後関係が全く解らないのですが。
ＧＭ(とくに)：「まず私は結論から話すのが好きでねぇ。」
瞬：凄い解る気がする。科学者って感じだね。
斥葉：裁判の判決じゃねーんだから(笑)。
ＧＭ(とくに)：「結論から話しただけだ、理由はちゃんと話す。……こいつは、我が実験部で飼育していた実験体だ。ところが一ヶ月ぐらい
前かな、実験部の研究者数人を殺して逃げ出した。」
麗香：よっぽど管理体制甘かったんですねぇ、何やってたんですか実験部は。
ＧＭ(とくに)：「オーヴァードがいなかったのだから仕方なかったのだ。で、これが表に出ると少々拙いこともあるのでね。」
麗香：……その割には初動が随分遅いようですけど？
ＧＭ(とくに)：「我々だって調査してたのだ。どこに逃走したかなど独自に足取りを追っていた。」
麗香：なるほどね。
ＧＭ(とくに)：「で、その結果桶山市に潜伏しているということが判明した。」
桶山市とはこのシナリオの舞台です。
麗香：で、我々が召集ってわけですか。
ＧＭ(とくに)：「で、非常に拙い事にファルスハーツと接触している可能性がある。そこでボソッと言います。ほぼ確定だろうがな」
麗香：なるほど、ファルスハーツに接触して何か事件起こす前に処分しろと。
ＧＭ(とくに)：「恐らくジャーム化している筈だ。ファルスハーツに戦力が一つでも加わる前に処分したい。」
渚：……向こうのシンドロームは？実験体なら解ってるでしょう。
ＧＭ：ノイマンの純血種の白兵戦闘系。
麗香：そのコードネームから察するにナイフ使いってとこかしら………ってどうしたの瞬のプレイヤー。
ここで瞬のプレイヤーが引きつった笑みを浮かべながら布団の中に引き篭もります。
実は以前に瞬のプレイヤーには「こんなことやるよー」と多少ネタバレしたので、それで恐がってるのです。
瞬：こえぇぇぇぇぇぇぇぇ………。
麗香：えーっと、とりあえず……スカーレットナイフの人間名はあるのですか？
ＧＭ：人間名は、実験体…実験体…実験体９９９(スリーナイン)。
瞬：スリーナインかよ(笑)。
ＧＭ：なんとなく(笑)。それとも「実験体１０９６(ワンオーナインシックス)」とかのほうがよかった？(笑)
麗香：それシナリオクリアする為には、確実に兄を探し出す必要が出てくるね(笑)。
瞬：俺はその類のシナリオだと思ってるんだが……。
ちなみにこの卓は全員サンホラーです。Sound Horizonネタがボンガボンガ出て来ます。ちなみにこのシナリオも元ネタはサンホラ。
麗香：任務に関しては了解しました。まぁ身寄りのない者が行く場所と行ったら同じ境遇の人間が集まる所でしょうしね。
ＧＭ(とくに)：そーゆーことだ。
麗香：で、ファルスハーツですか……。
渚：ＵＧＮから逃げたらそこぐらいしかないしね。
麗香：でも何で逃げ出したんでしょうねー……と言いながら部屋から出て行きましょう。
ＧＭ：じゃあ逃げ出した理由云々に関してのところでこっちは窓際に立って外を覗きながらボソっと。
「箱庭を騙る檻の中で禁断の海馬に手を加えて 驕れる無能な創造神にでもなった心算なの…？か」(爆笑)
瞬：(瞬のプレイヤーが逃げ出す)。
斥葉：瞬のプレイヤーが衝動判定失敗して逃げ出したんだけど(笑)。
どうやら瞬のプレイヤーはＧＭが何をやりたいかはわかったようです。
まぁ他のプレイヤーも察してますが。
渚：で、その人が振り返ると……机の上でお茶を飲んでる。
ＧＭ：……お前が？
渚：うん。
ＧＭ(とくに)：「渚君……君は何故机の上でお茶を飲んでいるのかね。」
渚：ずずっぞぞぞぞぞっ(お茶飲む音)。
ＧＭ(とくに)：「音で返事をしないでもらいたい(笑)。」
斥葉：霧谷さんだったらここで会話が成立するんだろうなぁ(笑)。
しません、普通。
ＧＭ：とくにさんはイライラしているのか机を指でコツコツ叩いてますが(笑)。そのうち机壊れるぐらいの振動くるぞ？(笑)
渚：…じゃあその手の上に湯呑みを乗せましょう。
ＧＭ：ガタガタガタガタガタッッッ！振動でお茶零れた(爆笑)。「馬鹿にしてんのかーっ！」
渚：じゃあ「とくに」さんにはー、「……貴方とは、仲良くできそうです」と言いながら去っていこう(笑)。
ＧＭ：君が部屋から出ると、彼の叫び声が聞こえた。
「したくないわボケェーーッッ！！！！」(笑)
渚：…多分長くはもたないだろうなぁ、彼(笑)。
ＧＭ：電波がいるオープニングってここまで大変なのか……(笑)。さて、シーンを切ろう。
麗香：最後に一言言いたい。「いつまで私達はこんな狩りを続けなければいけないのでしょう……。」
斥葉：てゆか、オープニングここまで長くなってるのがおかしい(笑)。
シーンプレイヤー：鏑木瞬
ＧＭ：じゃあ鏑木君のシーン。君はＵＧＮに呼ばれている。
瞬：なにっ？
ＧＭ：呼んだのは「とくに」さん。シナリオロイスで「とくに」さんあげるにゅう。(笑)
斥葉：そろそろ渚に関わってる人全員のロイスの感情を「憐憫」にしたい気分だ(笑)。
瞬：とりあえず「とくに」さんをまともにするために漢字名を考えてみました。
ここで「とくに ないぞう」の漢字は「戸国 内蔵」に決定しました。
ＧＭ：じゃあそれ決定で(笑)。で、鏑木君を呼んだのは戸国さんだが今君がいるのは医務室。君は覚えていないかもしれないが、
君が生まれたのはこの施設だ。
瞬：ちょっと待て、そんな話聞いたこともねーぞ？
ＧＭ：あぁ、もうキャラプレイに入ってるのね。
「……覚えていないのね。まぁ記憶抹消したし当然なんだけど。」
瞬：一体どうゆう事だ。
ＧＭ：「ま、聞いてもしょうがないでしょ？君はそんな生まれ方をした、それだけ。」
と血液採取しながら彼女は行った。きゅー・・・・ぽんっ。1200ｃｃ取った、あと800ｃｃだ(笑)。
斥葉：待てーっ！(笑)
麗香：ということは鏑木君は事前に輸血していたわけだ(笑)。アカギ読んでないとわかんないだろ(笑)。
ＧＭ：ちなみにこの検査はオーヴァードに定期的にやってる身体検査と思ってくれ。レネゲイドウィルスにどれぐらい侵食されているかとか調べてるのよ。
瞬：なるほどなるほど。
ＧＭ：ちなみに検査しているのはちょっと歳いった女性の研究員。「貴方の誕生には私も付き合ったんだけどなー。」と。
そうするとじわじわと思い出してくる感じはあるね。幼かった自分に戦闘技術を教えてくれたのはあの人でー…とか。
瞬：今まで自分の記憶だった思い出が塗り替えられていくという感じですか。それともただ思い出していくという感じですか。
ＧＭ：後者だね。「少しは思い出してくれたようね。」
瞬：まさかそんなこと…って感じで。
ＧＭ(研究員)：「驚くのも無理はないわね。貴方は今まで何の疑いもなく鏑木家の長男として過ごしてきたわけなんだから。」
瞬：……………。
ＧＭ(研究員)：「ま、今はそんな事考えても仕方ないでしょ。あの二人の可愛い彼女とイチャイチャしてなさい。(爆笑)
鏑木瞬には鹿島のぞみ・鹿島かなえと言う姉妹の幼馴染がいます。瞬はのぞみの事が好き、双子姉妹は瞬の事が好きという、
「それなんてエロゲ？」な世界です。
斥葉：どこに行っても言われるんだな(笑)。
瞬：…何故今頃俺にそれを話したんだ？
ＧＭ(研究員)：「ちょっとした気紛れかしら。ほら、季節の変わり目だしね。ふと気が変わることもあるのよ。」
渚：季節の変わり目は変態が増える。
瞬：頭が温かい人が増える。
ＧＭ(研究員)：「それは貴方のこと？(笑)」
瞬：温かくねーよ(笑)。ある意味ＨＯＴだけど(笑)。
ＧＭ(研究員)：「ま、検査は終わったし帰ってもいいわよ。それとも、過去の話もっと聞きたい？」
瞬：…俺は何者なんだ。
ＧＭ(研究員)：「何者も何も今は鏑木瞬でしょ。……まぁ、貴方がここで生まれた時には双子の兄がいた…。」
ここでシーンを切る。
シーンプレイヤー：結城斥葉
ＧＭ：さて、本日のＰＣ１？の斥葉君。君は…小学何年だっけ。
斥葉：６年だよ。
ＧＭ：６年か。そうすると帰りの会で日直が「せんせーのおはなし」とかやってるんだろううな(笑)。
斥葉：やってるだろうなー(笑)。
ＧＭ：君は大人びてるから「馬鹿らし」と思いながら窓の外をぼーっと眺めているわけだ(笑)。で、先生が「結城君、話聞いてる？」と。
斥葉：ん……？聞いている。
ＧＭ(先生)：「まったく…心開いてくれてるんだかくれてないんだか……ぶつぶつ。」
瞬：右の耳から入ったことが左の耳から抜けていかないのが凄いよな(笑)。
ＧＭ：で、話が終わると「せんせい、さよーなら。みなさん、さよーなら。」
斥葉：そんなこと小学６年じゃやらないだろ(笑)。低学年ならともかく(笑)。
ＧＭ：で、とりあえずさよならをして君が帰る準備をしようとするとだ。……君は学校で何と呼ばれてんだ？「結城君」？
瞬：近寄り難そうだからそれじゃない？
ＧＭ：それとも「斥葉君」？「せっくん」？「せっちゃん」？
麗香：そーゆーの一人は居るかもしれないけど…。
瞬：クラスに一人は居そうだけどな、凄い馴れ馴れしいのが。
斥葉：確かに親友がロイスにいるけど、それ以外は「結城君」じゃないかな。
ＧＭ：ふむ、そうすると「あ、あの…結城君？」と声をかけられます。
斥葉：ん？何か用かい？
ＧＭ：その人の名前は「水元春奈」。今回のシナリオロイスです。
斥葉：ＧＭ…二文字目に「森」がつく人多くない？(笑)←今まで出てきたＮＰＣの大半がそうなのだ。
ＧＭ：それは…ＧＭのボキャブラリーが少ないからなのだ…。
瞬：じゃあ次はきっとこうだな。「タモリ」(爆笑)。
斥葉：それ本名じゃないっ！(笑)
ＧＭ：で、まぁとりあえず「結城君」と話しかけられるわけだが。
斥葉：うん、何か用かい？
ＧＭ：「あ、あのね……。」…あのさー、今ここで「遊園地の無料チケット手に入ったから、い……一緒に行ってあげてもいいわよっ」と
ツンデレ風に言おうかと思ったんだけど(笑)。
斥葉：何でそこでツンデレなんだよ！(笑)
麗香：小学生でツンデレですかっ！？(笑)
斥葉：ある意味凄い素質だな(笑)。
瞬：恥ずかしいから素直に言えないのですよ、そこがまたいいのではないか！
ＧＭ：でもツンデレ風にしても斥葉は食いついてこなさそうなんだよな(笑)。
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ！私が折角誘ってるのに！」とかになりそ。
麗香：ツンデレっつーかお嬢様キャラじゃん(笑)。
斥葉：普段ならわざと断って反応見るけどな(笑)。このキャラじゃ乗れない(笑)。
ＧＭ(水元)：「あ、あのね…遊園地のタダ券手に入ったんだけど…一緒に行かない？も、勿論他の人も一緒だけど…。」
斥葉：ふむ、丁度退屈してたところだしな。いいだろう。
ＧＭ(水元)：「あの、今度の日曜で…い、いいかな。」
斥葉：ああ、構わない。
ＧＭ(水元)：「じゃ…忘れずに来てね。」タッタッタッタッタ…(走り去る音)。
斥葉：やれやれ、騒がしいな。
ＧＭ：という感じで教室の外に出たと思ったらまた入って来て「じゃ、じゃあね！また今度！」
瞬：なんかラブいよー(笑)。
渚：ラヴィ。
瞬・渚・ＧＭ：ﾇﾇﾈﾈﾇﾇﾈﾉﾇﾇﾈﾈﾇﾇﾈﾉ。
斥葉：フン…、まぁたまにはクラスメイトと親交を深めるのもいいだろう。
ＧＭ：といって君は帰途につくわけだ。そんなわけで家につきました。
斥葉：はいはい。
ＧＭ：ところでさ、メイド達に何て呼ばれてるの？「お坊ちゃま」？「ご主人様」？「斥葉様」？
斥葉の家は豪邸でメイドさんがたくさんいます。
斥葉：「斥葉様」でいいと思うけど。
瞬：(野太い声で)「若ぁ！」
斥葉：「若」はやめろぉぉぉぉ！(笑)
渚：若！爺は！爺はぁぁぁ！
麗香：……半熟英雄？
ＧＭ：そっち行っちゃったか(笑)
瞬：頬に傷があるような男達が「若！」と呼ぶんでしょ？
一同：恐えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！(爆笑)
瞬：屈強な方々が「若」とか呼ぶんですよ(笑)
ＧＭ：襟首からモンモンが見えてるんですね(笑)。
渚：銭湯行くとお断りですって言われるような面子ばっかりなんですよ(笑)。
斥葉：別の方向行きすぎ！(笑)
ＧＭ：さて、家に着いたわけで。「お帰りなさいませ、斥葉様」とメイドが迎えてくれる。
斥葉：うん、ただいま。
ＧＭ(メイド)：「ところで斥葉様、週末のご予定のほうはどうなっておりますか？」
ちなみにこのメイドの名前は「金森 一芽」。ＵＧＮと繋がっているオーヴァードです。
シンドロームはノイマン・サラマンダー。屋敷の中では帯刀している変な人。
斥葉：あぁ、クラスの友人と遊園地に行くことになった。
ＧＭ：そうすると一芽が「おや、珍しいことですね……。」と。
斥葉：そうかい…？
ＧＭ(一芽)：「普段だったら『フン、ばっかばかしい！』とか行って行かないですのに。」
斥葉：……それは僕の真似のつもりかい？
ＧＭ(一芽)：「おや、似てませんでした？……結構自信あったのですが。」
瞬：刀持ってるメイドさん萌え。
麗香：帯刀してて大丈夫なの…？
ＧＭ：このゲームは１８歳以上なら刀や拳銃持ってても問題ないよ。
斥葉：……屋敷の中では刀は置いておけと言ったのに。
ＧＭ(一芽)：とりあえず…刀がないと落ち着かないもので。
斥葉：…危ないな。
ＧＭ(一芽)：「珍しいこともあるものですね…。まぁはしゃぎすぎないように…あぁ、斥葉様がはしゃぐのは戦闘の時だけですね。」
斥葉：正しくは何かを壊す時なんだけどな、とボソッと呟いて。
ＧＭ(一芽)：…あらまぁ。というワケの解らないとこでシーンを切りましょう。
シーンプレイヤー：三森麗香・雑賀渚
ＧＭ：んじゃ次のシーンはそこの二人組。
渚：何故か二人組になってるね。
ＧＭ：今回面倒臭いから二人組。
渚：面倒臭いからって………(苦笑)。
ＧＭ：だって、そこの電波単独で出すと何するかわかんないんだもん！(爆笑)
渚：君は失敬な男だな、実に。
麗香：さて、とりあえず調査調査。
ＧＭ：今調べられるのが、スカーレットナイフの情報・戸国の情報……。
斥葉：戸国を調べても「特にない」って出てくるだろうけど(笑)。
麗香：私としてはＵＧＮのコネも持ってるのでスカーレットナイフを調べたいね。
ＧＭ：戸国に関しては《情報：裏社会》か《情報：ファルスハーツ》で。
麗香：はい？ファルスハーツ？……何かあるわね。
渚：…私は裏社会で戸国を調べましょう。(ころころ)あ、クリティカルした。１４だね。
ＧＭ：ふむ。戸国はＵＧＮ実験部の第一人者。極めて神経質な男。あくまで噂でしかないがファルスハーツと繋がっているという可能性がある。
オーヴァードとして覚醒させた素体をファルスハーツに提供しているという噂。
斥葉：まぁ実験者だからねー、実験できればそれでいいんだろうねー。
麗香：それが金か名誉か知らないけどね。
ＧＭ：噂ですが、それで莫大な資金を得ているらしいです。
麗香：……下衆野郎が。じゃあ私はスカーレットナイフをＵＧＮで調べます。(ころころ)９。
ＧＭ：ふむ、スカーレットナイフ。実験体９９９号。実験体９９４〜９９８号は同機型です。ただし、９９４号は９９９号が脱走した際に死んでます。
麗香：死因とかはわかる？
ＧＭ：死因？それは更に判定しておくれ。
麗香：(ころころ)１６です。
ＧＭ：じゃあ解った。９９５〜９９９号は、どっちかって言うとイカれてました。でも９９４号はまともだったんです。それで９９４〜９９９号達は、
研究員達を殺して逃げました。その際９９４号は脱走を止めようとして殺されました。
麗香：ふむふむ。
ＧＭ：なお、９９５〜９９８号はＵＧＮから逃げ出して生き残れる保障はありません。レネゲイドウィルスがまだ定着していないので、定期的に薬品を
注射しないと体が溶けてしまうのです。
麗香：その９９４号の遺体情報を知りたいな。
ＧＭ：じゃあ更に判定をどうぞ。
麗香：これでもしかしたら残りのシンドロームが解るかもしれない。(ころころ)…低っ！７しかない！
ＧＭ：えーっとねー……スカーレットナイフのシンドロームはわかったよ？(爽笑)
麗香：最初に教えられたわ！(笑)でも、そうすると殺すために力をふるったのはスカーレットナイフだけかもしれないという可能性が。
ＧＭ：死体はただの肉塊でした(笑)。
麗香：じゃあ雑賀。ここ最近で桶山市で起きたナイフ関連の事件を裏社会で探ってみて。
渚：ナイフ絡みの事件ねぇ…。(ころころ)あ、回った。１６だ。
ＧＭ：うーん…クリティカルしたらさー、「○月×日、高校生がコンビニ店員を刺殺」とかさー。
斥葉：そりゃそんなの出てくるだろうなぁ(笑)。
麗香：さすがに絞りきれないよなぁ……。じゃあ後はその実験記録かな、何もないと思うけど。逃亡した理由とか解るかもしれないし。
ＧＭ：じゃあそんなところでシーンを切ろう。
シーンプレイヤー：鏑木瞬
ＧＭ：さて、次のシーンは鏑木君。さっきの続きでいいのかな？
瞬：問題ないです。侵食値１しか上がらないよー。
ＧＭ(研究員)：「さて、私の独り言でよければ答えるけど？」
瞬：…俺は何のために今の生活をしているんだ？
ＧＭ(研究員)：「そうねぇ…情操教育のためって言えばいいのかしら…？本来ならＵＧＮの飼い犬にされるんだけど、鏑木君はそこまで出来がよくなかった。」
瞬：なんだってー(笑)。まぁＵＧＮの元に置かれなかったという事はそんな事なんだろうなぁ。
ＧＭ(研究員)：「君にはね、双子の兄がいた。同じ時期に生まれたんだから兄とか弟とかあまり関係ないかもしれないけどね。」
麗香：兄より優れた弟なんていないんだぁー。
ＧＭ：バカヤローっ！(笑)
麗香：ほらいきなり兄貴のキャラクターが固まった！(笑)
斥葉：マジかよ(笑)。
ＧＭ(研究員)：「で、兄のほうが優秀だったためにＵＧＮは君を切って兄を残したというわけ。」
瞬：なるほど、処分されなかったのは幸運なわけか。
ＧＭ(研究員)：「いいじゃない、そのおかげで二人も恋人手に入れたんだし。」(爆笑)
瞬：それは関係ないだろオィィィィィ！(笑)なんで全部そこに戻るんだよ！(笑)
麗香：その瞬間鏑木の脳裏には二人の可愛い幼馴染の顔が思い浮かんだ(笑)。
瞬：ふむ…まさかＵＧＮは俺に普通の生活をさせようと思って外に出したんじゃないだろうな。
ＧＭ(研究員)：「ＵＧＮにいるよりもね、外にオーヴァードがいたほうが助かることもあるのよ。君がＵＧＮに協力してる点では、見事に調教が済んでいると思わない？」
瞬：そんな事か…。
ＧＭ(研究員)：「貴方も私の子供のようなものだからね、あまり調教とかそんな言葉使いたくないんだけど…。ちなみに、二歳まで一緒に過ごしてたわよ？」
瞬：今でも俺は監視されているのか？
ＧＭ(研究員)：全然？完全にノーマークよ。そんな彼女との二人っきりのシーンを監視だなんて……(笑)。
瞬：だからそれは関係ないだろうがぁーっ！(爆笑) 何か勘違いしてるよアンタ！(笑)
麗香：でもＵＧＮの監視とは別に「おばちゃんネットワーク」というものが監視しているわけで(笑)。情報のところに「情報：おばちゃん」というものが(笑)。
瞬：井戸端会議でしょ？最悪なんですけど？(笑)
麗香：井戸端会議の情報スピードは光の速さを超えるのです！(笑)
瞬：ところで、俺はこれからもこのままでもいいのか？
ＧＭ(研究員)：「そうねー…あなたも一応ＵＧＮ外部のエージェントとして協力してもらってるわけだから問題ないでしょう。戸国がまた変な事しなければねー…。」
瞬：「また」？
ＧＭ(研究員)：ゲフンゲフンゲフン！…なんでもないわ。
瞬：…何かあったのか？
ＧＭ(研究員)：鏑木君…？
瞬：何だ。
ＧＭ(研究員)：のぞみさんとかなえさん、どちらが好みなのかしら？
瞬：待てーっ！何でそう話を逸らすんだ！戻せ！話を戻せ！
ＧＭ(研究員)：だが断る。(笑)
斥葉：おばちゃんが変になった(笑)。
麗香：きっとおばちゃんの記憶にはブロックがかかってるんですよ。都合の悪いことを聞かれると「だが断る」と断ってしまうのだ。
一同：そんなの嫌だよ！(笑)
麗香：ＵＧＮの人はみんなそうなってるんだよ(笑)。
渚：受付嬢に聞いても「だが断る。」(笑)
ＧＭ：さいてー(笑)。
瞬：まぁ突然何かが変わっても対応できねーからな…。
ＧＭ(研究員)：ま、貴方はいつもの通りに生活してればいーの。
瞬：…そう言えば、その優秀な兄というのはどうなったんだ？
渚：本当に優秀な兄だったら巨大な馬に乗ってるんでしょ？(笑)
外野：いや、優秀な兄だったらブラクラゲットしてるんだ(笑)。
瞬：待て、それは底辺だ(笑)。
斥葉：全然優秀じゃねー………(笑)。
ＧＭ(研究員)：「…１年前に、ファルスハーツに寝返ったわ。」
瞬：なぁ…、ＵＧＮがやってることって、何なんだ？
ＧＭ(研究員)：「そうね…、主観でしかないけど…レネゲイドウィルスを自分の都合の良いように利用できる事を研究している所、かしらね。」
麗香：…このおばちゃん何者だ…。
ＧＭ：実験部で戸国の次に偉い人かな。さて、他に何か聞きたいことあるかな？
麗香：好みの男性のタイプを聞いておく。
斥葉：聞く必要ないじゃん、もう二人もいるんだし。
麗香：あ、それもそうか(笑)。
瞬：お前らぁーっ！(笑) ところで、その兄のほうの始末はまだついていないのか？
ＧＭ(研究員)：「ついてないわ。全然消息も掴めてない。」
瞬：じゃあ俺はそいつに相対しないことを祈っておくかな。
ＧＭ(研究員)：「兄の不始末は弟がするものと相場が決まっているものですよ？」
一同：ひでーっ！(笑)
瞬：それはＵＧＮでどうにかしてくれ、俺には荷が重いよ。
ＧＭ：貯金が全部薔薇代になってても泣かない(笑)。
斥葉：それも底辺の兄者だなー…(笑)。
麗香：弟の胃が常にキリキリ言っています(笑)。
瞬：うーむ、俺はこんな話聞いて頭が混乱しているようだ。今日はもう帰るよ。
ＧＭ(研究員)：「じゃあもっと混乱させるような事言ってあげようかしら？」
瞬：帰ろうと背を向けたところで振り返ります。
ＧＭ(研究員)：「貴方には妹もいるの。」
瞬：そのポーズのまま固まってますね。
ＧＭ：というところでシーン終了。
シーンプレイヤー：マスターシーン
ＧＭ：鏑木君が部屋から出て行った後暫くしてから。
「奴のＤＮＡは手に入ったか？」
「はい、ここに。」
「そうか、またこれで優秀な妹達が作れるな……」
外野：ＤＮＡとか言われるとさー、一番に思い出すのが「ジャングルの王者ターちゃん」なんだけど(笑)。
瞬：この馬鹿！(笑)
斥葉：そんなのあったなぁー(笑)。
渚：最悪(笑)。
ＧＭ：懐かしすぎる(笑)。
シーンプレイヤー：結城斥葉
ＧＭ：さて、斥葉のシーンだ。
斥葉：こんな爆笑してからだと、斥葉に戻るの大変なんだけど(笑)。
ＧＭ：安心しろ、俺も斥葉のシーンに戻すの大変だから(笑)。
瞬：そこだけ空気の色が違うからな(笑)。
ＧＭ：じゃあ日曜日だ。待ち合わせ場所に行くとだな、君含めて男３人女３人。ちなみに水元さんは白を基調とした服だ。
斥葉：おや、待たせてしまったかな？
ＧＭ(クラスメイト)：「ううん、まだ５分も時間あるよ。」
斥葉：そうか、ならよかった。
ＧＭ：あーあ、このシーン俺が辛いかもしれねぇ(笑)。
瞬：生き恥を晒せ(笑)。
ＧＭ：さて、電車の中で楽しくお喋りをしながら遊園地に向かう。そして到着したわけだが。皆タダ券貰ったということではしゃいでます。
お昼頃までは皆一緒にはしゃいでたりするわけですよ。
麗香：まずはジェットコースター？
ＧＭ：まずはコーヒーカップですよ。
瞬：いきなりかい(笑)。で、大体回しすぎるヤツとかいるんだよな(笑)。
斥葉：小学生だから絶対いるな(笑)。
ＧＭ：まぁそんなこんなで、その後ジェットコースターで「ぎゃー！」とか言いつつ。さて、次はどうしよう。
麗香：ここは水元さんが気分悪くなったとかがいいかと(笑)。
ＧＭ：そうだね(笑)。っつーか外野から補助よろ！(笑)
麗香：じゃあジェットコースターで水元さんが気分悪くなって、それに気づいた辺りでどうでしょう(笑)。
ＧＭ：まぁ気づくかどうかは斥葉に任せるけど(笑)。とりあえず水元さんは気分が悪い、決定。
斥葉：おや、大丈夫かい？水元さん。
ＧＭ(水元)：「う…うん、ちょっと酔っちゃったみたい。私はこのベンチで少し休んでるね…。」
斥葉：そうか、じゃあ皆は遊んでてくれ。僕は水元さんとここにいる。
麗香：そうすると他の４人は顔を見合わせて「ニヤッ」としつつ。
ＧＭ：じゃあちょっと甘えて斥葉に膝枕されてる水元さん。
よく考えたらこれ立場逆だよなァ……。
ＧＭ：斥葉は気づかなかった。さりげなく水元さんと他の４人がサムズアップしていることに！(笑)
瞬：わー、作為的(笑)。っつーか他の人がラブラブしているシーンをニヤニヤすんの楽しぃーっ！(爆笑)
普段からニヤニヤされてるからな。
ＧＭ：今日は瞬は平和だからな。
渚：そんな事言ってると不意打ちでくるんですよ(笑)。
ＧＭ(水元)：「ごめんね、結城君…。折角誘ったのに…。」
斥葉：いや、気にすることはない。誘ってくれたのは君のほうだ。
ＧＭ(水元)：「そんな、結城君も楽しみたいでしょう…。」
斥葉：これでも充分楽しんでるよ。
ＧＭ：と斥葉が言うと顔が「ボッ」と赤くなる(笑)。
斥葉：おや？どうした？ちょっと熱っぽいぞ？
ＧＭ(水元)：「なっ、なんでもないよっ！？」
瞬：顔が赤い、熱でもあるのか？(笑)
ＧＭ：と言っておでこをつけるわけですね？(笑)
斥葉：うん、じゃあやろうか。
一同：ｷﾀ━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━ !!!!
斥葉：ちなみに斥葉は解っててやってるからな？(笑)
ＧＭ：そっちは解っててやってるかもしれないけど、こっちは純真な少女の役やるのは難しいんだからな？(笑)
外野：ＧＭの腹がドス黒いからな。
ＧＭ：うん(きぱ)。
斥葉：肯定しちゃったよ(笑)。
ＧＭ：だって俺が純真だったら世界の皆様は神ですよ？
渚：もしくは菩薩だにゅう。
ＧＭ：さて、続き続き。
「うん、気分も良くなったしそろそろ行こうよ。」
斥葉：あぁ、そうだな。
ＧＭ：次は……観覧車！？ねぇ、観覧車！？
瞬：お化け屋敷だよ！その後で観覧車！
外野：その前にミラーハウスがあるじゃないですか(笑)。
瞬・ＧＭ：そ れ だ。
斥葉：…まだ時間はある、行きたい所に行けばいいさ。
ＧＭ(水元)：「じゃあミラーハウス行こうミラーハウス！」と腕を引っ張って。
麗香：で、ミラーハウスではぐれて泣いちゃう。
ＧＭ：いや、ミラーハウスではずっとべったりひっつきっぱなし。
麗香：わお。
ＧＭ：さて、小６と言うとそろそろ胸が出てくる頃ですね。……サイズどれくらいがいい？
斥葉：何だそりゃ(笑)。ダイスで決めよう(ころころ)…、Ｃって出た(笑)。
瞬：クラスで目立ってますねー。きっとある意味人気者なんですよ。
文面では解りませんが、瞬のプレイヤーは相当に嬉しそうです。
斥葉：…これはクラスの男子の反応が恐いな。
ＧＭ：ところで最近の小学生って携帯持ってるよな。とすると水元さんの携帯に着信があります。
「あれ？皆どこ行ったの？……え！？先帰った！？」と話してます。
斥葉：どうやら、はめられたみたいだな。
ＧＭ：では電話から最後のこう聞こえた気がした。
「じゃ、頑張ってねー。」と。
麗香：言うだろうなぁ(笑)。
ＧＭ：さて、ここでシーンを切ります。
シーンプレイヤー：三森麗香・雑賀渚
ＧＭ：じゃあそこのシーンな。
渚：さっきから侵食値上がらないなぁ、まだ４４なんだけど。
瞬：衝動判定で全部１０振れば大丈夫。
麗香：確か実験室の方に行こうとしてたんだよね。
ＧＭ：そうだね。
麗香：実験体ナンバー９９５から９９９号の事について調べてみよう。脱走した経由とかね。
ＧＭ：まぁそいつらは生まれてからずっと精神が不安定だっただけ。
麗香：なるほど。失敗作なのかな？
ＧＭ：あともう一つ…ってこれ言ったらネタバレするなぁ、まぁいいや(笑)。９９９号には二人の兄がいて、その兄に対する依存心が異常に高かった。
麗香：だからさー！(笑)
ＧＭ：もうやりたいことわかったでしょ？(笑)
一同：よーくわかりました(笑)。
麗香：とりあえずは、この兄を探し出すのが筋道かもしれないわね。…あれ？おかしいわね。兄の事柄に関する事項が全部消されてる！？
ＧＭ：(何を勝手に…まぁいいや(笑))うん、抹消されてるね。
麗香：な…何で兄の事に関してこんな厳重に！こうなったら兄について調べてみよう！完全に消されてる！←先走る人
ＧＭ：(別にちゃんと調べれば解るのだが……。)
麗香：雑賀、アンタの方で何か解らないのー？とりあえず普通に調べよう(ころころ)１１。
ＧＭ：充分だよ。兄の名前は「四神 零」と言う。そいつのデータは名前以外全部削除されててわからない。
麗香：こんなに厳重に削除されてるのなんて、初めて見た…。一体この男は何だと言うの？
渚：…ロクデナシなんじゃない？
一同：…………………。
斥葉：渚に言われたくねぇ……(笑)。
麗香：で、渚の方は何か解らないの？
渚：…(ころころ)８でしたが解りますか？
ＧＭ：そうだなぁ…、四神という名前はファルスハーツの上層部にいたような気がした。ただし所在地は解らない。
瞬：名前そのままなんだ。
斥葉：まぁ隠すつもりもないということでしょう。
麗香：どこぞで暗躍している雰囲気はあるってことね。でも何をしているかは不明なわけだ。
ＧＭ：まぁそれは次のシーンで。このシーンで調べられる事はもう一人の兄についてだ。
麗香：それは次のシーンで調べたほうが面白そう(笑)。画面をクリックしていくと情報が見つかって「こ…これは！？」という所でシーン切る(笑)。
ＧＭ：はいはい(笑)。
斥葉：今の場面は絶対ＣＭ入ったよね。
麗香：「ここまでの提供は、ゆりかごから墓場まで、ＵＧＮがお送りしました。」
斥葉：んなわけねー(笑)。
ＧＭ：「ここから先は、ファルスハーツの提供でお送りします。」
一同：提供してんのかよ！(笑)
渚：精々「でーででーでー」とサイバトロンマークがデストロンマークに変わるぐらいだろ？(笑)
ＧＭ：ちょっと待て、懐かしすぎる(笑)。
シーンプレイヤー：鏑木瞬
ＧＭ：さて、次はそっち。さてー、君の時間帯はまだ金曜かな。
瞬：金曜？じゃあ惰眠を貪ってます、平日なのに。
ＧＭ：寝てるの？何時ごろ？
渚：誰と寝てるの？(爆笑)
外野：何そのピンポイント攻撃(笑)。
瞬：と…とりあえず昼頃で。
ＧＭ：じゃあ学校の保健室で寝ているということで。
瞬：じゃあそれで。考える事が多いので勝手に寝ながら考えてます。
ＧＭ：そんな事してると…休み時間、君の耳元に冷たいタオルがベシャ！
瞬：うおぉぉぉぉぉーっ！？何だいきなり！！
ＧＭ(かなえ)：「何アンタ授業サボってんのよ。」
瞬：いきなり何するんだ、中耳炎になったらどうする。しかもこのタオル、ビシャビシャじゃないかよー。
ＧＭ(かなえ)：「そりゃそうよ、だって絞ってないもん(きぱ)。」
瞬：まぁ雑巾でやられるよりマシだ(笑)。
ＧＭ(かなえ)：「てか授業サボって本当にどうしたのよ、アンタ。」
瞬：いやー、ちょっとね。
ＧＭ(かなえ)：「昨日から様子変よ？」
瞬：それが最近眠くてさー。
ＧＭ(かなえ)：「…いつものことじゃん。」(笑)
瞬：授業中寝てても先生うるさいしさー。
ＧＭ(かなえ)：「さっきの授業は歴史だったから寝ててもノータッチよ？」
瞬：そうだっけ…。どうやら１時間寝るつもりが２時間寝てたようだ、俺も中々やるな…。
ＧＭ(かなえ)：「ボカッ(殴る音)」
瞬：って何をする痛いじゃないか、顔が歪んだらどうするんだ！(笑)
ＧＭ(かなえ)：「あんたの顔が歪んでるのは元からだから安心しなさい。」
瞬：ひでーっ！？(笑) 今なんか凄いひどい事言われたっ！？ …まぁあれだ、今凄く眠いんだよー。ちょっと体調が悪いのかもしれない。
いや、そーゆーことにしよう。とにかくそーゆー事で俺は休む。
ＧＭ(かなえ)：…本当に大丈夫なの？
瞬：あぁ大丈夫大丈夫。あぁ、そーいや午後は体育だっけ？それは出るから。
ＧＭ：全然体調悪くねーじゃんっ！？(笑)
瞬：あー・・・心の体調心の体調(笑)。
ＧＭ(かなえ)：「全くしょーがないなぁ、今日は折角姉さんがお弁当作ってきたのに。」
瞬：む、今日の弁当はのぞみか。食いにいく、すぐ食いにいく。
のぞみ：料理が上手。
かなえ：破壊的料理の腕前
ＧＭ(かなえ)：「アンタは心の調子が悪いんでしょ？」ぐぎぎぎぎぎ…(馬乗りになってベッドに押さえつける音)
瞬：ぎゃーっ！？ 何をするーっ！？
麗香(生徒)：「すみませーん、怪我したんですけど……って、ごめんなさいっ！(ガラピシャ)」
瞬：何か今人がっ！！ 凄ぇ誤解与えた気がするんだけどっ！？(爆笑)
ＧＭ：(かなえ)：「私はそれでも気にしないっ！」
麗香：今凄い本音が聞こえた……(笑)。
瞬：そろそろ抵抗するのに疲れてきた(笑)。もう休む。
ＧＭ：(かなえ)：「私も疲れてきた。ここで休む。」
瞬：待て！(笑) それ拙くない！？
ＧＭ(かなえ)：(カタコトで)「鏑木君ノ言ッテイルコトハ、難シクテ良クワカラナイヨ。」(爆笑)
麗香：という事でかなえちゃんは、君の隣ですーぴーすーぴー寝息をたててしまうのでありました。
ＧＭ：ちなみにー、この高校は暖房効いてて暑いんですねー。かなえちゃんブレザー着ないでワイシャツ１枚デスヨー？ 寝返り打つとー(以下略)。
瞬：(激しく悶絶中)。今日さー、いじくられないと思ってたから心構えが全然出来てないんだけど(笑)。
一同：無理無理無理無理。
鏑木君は、プレイの度にこのようにいぢくられております。
瞬：もう気にしない、隣のベッドで寝てやる。
ＧＭ：いつの間にか服掴まれてますけどね。
一同：アウトー！
瞬：お前らー………。ここで浮かび上がる選択肢は二つ！
１．このままここで寝たフリをする。
２．服を脱いで逃げる。
斥葉：２の選択肢のとこに「オススメ」マークがついてるんだよ(笑)。
瞬：とりあえず服を脱いで逃げる(笑)。そして布団に頭から潜りこんで寝る。
ＧＭ：君は眠りについた。そこで夢を見る。そんなところでシーンを切ろう。
シーンプレイヤー：結城斥葉
ＧＭ：じゃあ次斥葉のシーン。
斥葉：侵食値っと…(ころころ)、６が出た。これで５１か。もう少し上がってもいいなぁ。
麗香：罠にかかって二人っきりになった所だっけ。
ＧＭ：そうだね。ところで斥葉の携帯にも電話がかかってくるのだが。
斥葉：おや？
ＧＭ(クラスメイト)：「私達先帰ったから、みっちゃん(水元さんのこと)送ってあげてねー。」
渚：……みっちゃんを食ってあげてね？
一同：待て(笑)。
斥葉：全く、白々しいにも程があるぞ？
ＧＭ(クラスメイト)：「あ、バレた？」
斥葉：バレるよ。
ＧＭ(クラスメイト)：「あは、あはははは……な、なんのことかな？ と言うことでちゃんと送ってあげてくれっ！」ガチャ、ツーツーツー。
斥葉：…全く、素晴らしい友情に泣けてくるよ。
ＧＭ：さて、もう暗くなってくる時間です。
斥葉：じゃあそろそろ帰ろうか。うん、送っていくよ。
ＧＭ(水元)：「う、うん…ありがとう。」
斥葉：どうやら皆もそれが目的だったようだしな。
ＧＭ：まぁ君達二人はハメられた被害者なワケで。「後は頑張れよ、ﾆﾖﾆﾖ」なワケで。
瞬：あれだ、送っていくと言われると困ったように俯いて顔を赤らめるわけでハーッハッハッハッハ。
お前本当に楽しそうだな。
ＧＭ：なお、ここからのシーンも外野からの手助けはありとする(笑)。
瞬：手助けありなのね、イェーイ。
ＧＭ：暗くなった夜道を君達二人は帰っていくわけだが。
外野：モンスターが現れた！
ＧＭ：現れるかアホ！(笑) むしろ変質者が現れた？
渚：変質者って言うと…ブロック塀の上に座ってモシャモシャと。
麗香：ツナマヨご飯を？
瞬：それピンポイントすぎるから！(笑) 確かに変質者だけど！(笑)
ちなみに渚の好物はツナマヨご飯。自分で変質者と言い放ったかこやつは。
斥葉：水元さん、見てはいけない(爆笑)。
渚：…七味唐辛子をください。
ＧＭ：ドボドボドボドボドボ。
渚：あぁーっ！？ もしゃもしゃ。
ＧＭ：食うのかよーっ！？
斥葉：味覚おかしいから！(笑)
ＧＭ：そんな阿呆は放っておいて(実際にシーンに登場してません)、水元さんがボソリと。
「結城君…暗くて恐いから手繋いでいい……？」
斥葉：あぁ、構わないよ。
瞬：てゆか今冬だよね？ 寒いよー？
ＧＭ：そうだなぁ、ピッタリ寄り添うように歩いてるねぇ。通りすがった毒男が「小学生のくせに！」とか悪態ついて通り過ぎてったり(笑)。
瞬：「ファッキン！」とか言うわけですね？(笑)
ＧＭ：そうすると「あ？んだと？」とか恐い人に絡まれるわけで(笑)。 後ろが何か騒がしいぞ？(笑)
斥葉：気にしない(笑)。それより、寒いだろ？と言いつつ抱き寄せる。
一同：わーぉ。
ＧＭ：あのー…水元さん顔から火が出るんじゃないかってぐらい真っ赤なんですけど。
斥葉：おや？やっぱり体調が悪いんじゃないのか？
ＧＭ：「うぅ〜〜…………」と可愛く唸ってますが(笑)。そして帰り道、公園を通っていくわけですが…その時水元さんは斥葉の腕から抜け出します。
そしてちょっと大きな声で「ゆ、結城君！」と。
斥葉：うん？何だい？
ＧＭ：うーん、何かいい台詞ないかな…。「毎日私のお味噌汁を飲んでください！」
一同：早い早い早い早い早い！(爆笑)
ＧＭ：じゃあ「さぁ、楽園へ帰りましょう、お兄様！」
斥葉：それ全力で逃げる(笑)。
麗香：じゃあベタに「結城君、好きな人いるの？」でしょう。
ＧＭ：うん、じゃあそれにしよう。
斥葉：そうだな、恋人というのはいない。
ＧＭ(水元)：「ゆ、結城君……わ、私と………つ、つつつつつ、付き合ってください！」と。
斥葉：いいのか？僕なんかで。僕なんかより楽しい男はたくさんいるぞ？
ＧＭ(水元)：「嫌だよ、他のクラスの男子って皆子供っぽくて！」
瞬：それに胸ばっかり注目するし。
ＧＭ：そうそう(笑)。
斥葉：それは今だけだ、もう少ししたらもっと頼りがいが出てくるようになるさ。
ＧＭ(水元)：「結城君って、何か凄い達観してるよね。」
斥葉：…そうかな？
ＧＭ(水元)：「私はね、そこが好きなの…。大人びているって言うか格好良いって言うか……。」
斥葉：それは君の思い込みだ。僕は君が思っているほど素敵じゃないよ。
ＧＭ(水元)：「じゃ…じゃあ結城君は私の事嫌い？」
斥葉：いや、そんなワケじゃないけど……。
ＧＭ(水元)：「やっぱり…私なんかじゃ嫌かな…。」
斥葉：だからそんなワケじゃない。水元さんは今のように皆と楽しくやってるのじゃ駄目なのかな？
ＧＭ(水元)：「今のままで満足してたら…ずっと前に進めないような気がするの。」
斥葉：そうか…。では無理矢理抱き寄せて、顔を近づけて……。本当に、いいのかい？
ＧＭ：水元さんは無言で頷きます。
「結城君になら、私……………。」と言って目を瞑るわけですが。
外野：そこでビンタですね？
一同：めっさ酷ぇ！(爆笑)
ＧＭ：そこで額に「肉」
一同：このクソＧＭ！(笑)
斥葉：じゃあ、頬にキスをしておく。今はここまでだ。
ＧＭ(水元)：「それをしてくれただけでも、大きな進展と見るべきなのかな。」
斥葉：もう少しよく考えて欲しい、僕と言う人間をもっと知って、それでも僕でもいいと言うなら、改めてこの唇を君に捧げよう。
ＧＭ：ちょっと小難しい言い方なので水元さんはポカーンとしつつも…小学６年にその言い回しは通用しねーだろ(笑)。
瞬：そこが知的と思うんだろうなー(笑)。
斥葉：さぁ、もう夜も遅い。帰ろうか。
ＧＭ(水元)：「あ、ここまででいいから！家近いし！じゃ、またね！」と言って去っていく。
麗香：凄ぇ、鏑木君よりラブってるよ(笑)。
瞬：だってこっち逃げっぱなしだもん(笑)。
あー、恥ずかった。
シーンプレイヤー：三森麗香・雑賀渚
麗香：あんな所でシーン切ったけどさ、これで判定失敗して情報解らなかったら間抜けだよね(笑)。
ＧＭ：そうだな、じゃあ運命の判定やってくれ。
麗香：ここでダイス目オール１とかやめてくれよ…？ (ころころ)１１。
ＧＭ：じゃあ解ったよ、もう一人の兄の名前。見覚えのある名前だねぇ。言わなくてもいい気がするんだがなぁ(笑)。
麗香：聞いておくよ、何かの奇跡が起きて違う名前が出てくるかもしれないし(笑)。
ＧＭ：もう一人の兄の名前は「鏑木瞬」。ＤＮＡ構成の都合上兄とか妹と言っているだけだが。
麗香：思わず言葉を失う。何であの子の名前がこんな所に……。
ＧＭ：詳細はまるまるしかじかまるかいてちょん。さっきの鏑木のシーンで出てきたような内容が出てくる。
鏑木も決して悪くはなかったのだが、四神の方が優秀すぎただけ。そして四神はＵＧＮに、鏑木は一般家庭に引き取られる事となる。
麗香：…これが真実なのね…。一体ＵＧＮはこれで何をしようとしているの…？
ＧＭ：簡単な事さ。四神の遺伝子をベースにオーヴァードを作成し、もっといい素体を作成しようと言う事さ。
麗香：で、戸国はそれをファルスハーツに売却している可能性もあるっと…。
ＧＭ：あくまで噂だけどね。
麗香：そうするとー…兄貴の方探したいけど四神とやらはファルスハーツだから無理だしー。
渚：隣の方でツナマヨご飯食べてるけどね。
麗香：とりあえずやる事はファルスハーツに接触……できるわけも無ぇ。四神さんに連絡取れるわけも無ぇ。
ＧＭ：連絡取ってどーすんねん(笑)。
麗香：んー……９９５〜９９９号の足取りもファルスハーツに接触したんじゃないかって事だけだしー…。
ＧＭ：９９９号は本当に兄に対する依存心が高かったとだけ。
渚：じゃあ放っておけば鏑木君に接触してくるかな？
麗香：雑賀、珍しく意見が合うわね。
ＧＭ：じゃあとりあえず妹の生い立ちに関して、情報：ＵＧＮで振ってみようか。
麗香：(ころころ)１１ね。
ＧＭ：それだけあれば解る。試験管から生まれたと言っても、即戦力にするためにクローンで作成したとだけ。ついでに鏑木君の事について記述があった。
麗香：ふむ？
ＧＭ：とある日、中学時代不良達を半殺しにした。その時彼はレネゲイドの力を使ったらしいんだが、その時妹達はそれに反応するかのように次々に覚醒していった。
麗香：うーむ、９９９ナンバーとかなえちゃん達を合わせるわけにはいかなさそうね。
ＧＭ：そんな所でシーン切る。
シーンプレイヤー：鏑木瞬
ＧＭ：そろそろ放課後だよ。ずっと寝てたんかい(笑)。
瞬：寝てたという方向で。
ＧＭ：夢を見ている、ずっと昔、幼い頃の夢。
瞬：それは本物の記憶のほう？
ＧＭ：そうだ。君の隣にいる男の子は誰だろう。
瞬：自分ととても似ている気がする。
ＧＭ：双子のようにそっくりさんだ。君はまだレネゲイドウィルスのコントロールが上手くなく、師匠に「お前は本当に駄目だな。」と言われる。
瞬：ｼｯｼｮｰ！
ＧＭ：αブレード！βブレード！
瞬・ＧＭ：ｼｯｼｮｰ！
麗香：何で君達そんな息ピッタリなんだ？(笑)
瞬：散々言ってたからな(笑)。じゃあ「ｼｯｼｮｰ！」と叫びながら倒された方向で。
ちなみに出展はギルティギアのチップ・ザナフ
ＧＭ：君は師匠の攻撃を避けられずに吹っ飛んでいく。「まだだ！とっとと立ち上がるんだ！」と師匠は言うが君にそんな体力はない。
瞬：うっ………と唸るだけで立ち上がれません。
ＧＭ(四神)：「止めてください教官！瞬はもう限界です！僕に稽古をつけてください！」ともう一人の男の子は言う。
瞬：とても懐かしい記憶のような気がする。
ＧＭ：そして少し時は飛んで医務室。「瞬、大丈夫か？お前も大変だろうけど、頑張れよ？」とその少年は君に声をかける。
瞬：兄さん……。
ＧＭ(四神)：「俺達は双子なんだ！いつでも一緒だぞ！」
瞬：兄さん…、ありがとう…。
ＧＭ：という所で目が覚める。しかし兄の顔は思い出せない。まぁ鏡見れば思い出せるんだろうが(笑)。
斥葉：同じ顔だしな(笑)。
瞬：何となく思い出せないんですよ。起きると涙を流している。つか俺そんな展開で「兄さん」とか言うと思い出せるのがどっかのネビュラチェーン使いなんだけど(笑)。
ＧＭ：俺もそれを思い出した(笑)。さて、さっきまで掴まれてた服は君の布団の上にかけられてるよ。
麗香：何だ、てっきりワイシャツに血がついているのかと。
一同：……………。
ＧＭ：あのさー…別に初めてだからって血を出すとは限らな………。
麗香：いやいやいや、そっちの血じゃなくてさ！(笑) それも考えたんだけどさ！(笑)
瞬：多分アレだろ？「酸素に触れた赤はやがて黒に近づき示す」だろ？(笑)
ＧＭ：さて、放課後だ。
瞬：さすがに先に起きたか……。
ＧＭ：とすると扉がガラッと開いて「アンタ、まだ寝てるの？」とかなえが。
瞬：ＯＫＯＫ、今起きた。これから活動開始。
ＧＭ：「それで深夜まで２ちゃんねるでワロスとかバロスとか書き込んでるから昼間寝るのよ。」
瞬：違う！俺が書いてるのは⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ だ！(爆笑)
斥葉：変わんねーよ！(笑)
瞬：待て、冗談だ(笑)。最近は悩み事があって夜眠れないから昼間寝るんだ(笑)。
ＧＭ(かなえ)：「とりあえず今晩のご飯は姉さん作るから。」
瞬：あぁ、楽しみにしてる。
ＧＭ(かなえ)：「私も手伝うから(きぱ)。」
鹿島かなえ：破壊的料理の腕前
瞬：それは楽しみにしてない(笑)。どこをどう手伝うのか言ってみな？
ＧＭ(かなえ)：「手伝ってー…ゴミが増えた。」
瞬：おいおい……。
ＧＭ(のぞみ)：「地球に優しくない手伝いよねー………。」と後ろのほうでのぞみが。「かなえも、料理ぐらい出来ないと駄目よー？」
瞬：何でかなえは料理できないんだ？ この前味見しないで作ってたけど。
ＧＭ(のぞみ)：「かなえはね、甘いと思ったら塩を、しょっぱいと思ったら砂糖を入れるような子だからー……。」
一同：そりゃ駄目に決まってるだろうがー！(笑)
瞬：よくわかった(笑) 塩と砂糖入れれば中和できると思ってるんだな(笑)。
斥葉：そりゃ上手くなるわけがない(笑)。
ＧＭ：そんな事言ってるとさー、かなえが隅っこでいじいじしてますが。
「いいもーん、いいもーん。ご飯なんてコンビニで買えるしー。」
瞬：それ体に悪いぞ(笑)。
渚：お財布にも悪い(笑)。
瞬：かなえ、お前もう少し料理のコツ教わったほうがいいぞ？
ＧＭ(かなえ)：「え、料理って甘くしたけりゃ砂糖、しょっぱくしたけりゃ塩入れればいいんでしょ？」
瞬：のぞみ、お前の言う通りだ。と深刻な顔で。
ＧＭ(のぞみ)：「こんなんだから私心配なのよねー……。」
瞬：お前なー…料理できないと将来キツいぞ？
斥葉：そこで「瞬がもらってくれるんでしょ？」と爆弾発言を思いついたわけだが。
ＧＭ：じゃあそれで(笑)。で、そんな事言うと…。
麗香：のぞみが後ろであわあわしてるんでしょ？(笑)
ＧＭ：そうなるな(笑)。
「でもほらかなえ、瞬ちゃんだってかなえの料理毎日食べてたら死んじゃうよ。」
麗香：何気に毒吐いてるなのぞみ(笑)。
瞬：え？え？えー？ 俺ですか？ という感じで。
ＧＭ(のぞみ)：「だからー、瞬ちゃんには料理のできるお嫁さんがいいと思うのー……。…………ね、瞬ちゃん？」
麗香(かなえ)：「何言ってんのよ！料理できなきゃって言うその考えはもう古いの！」
ＧＭ(のぞみ)：「でもやっぱり料理は女としての永遠の能力だしー………。」
麗香(かなえ)：「そんな封建時代の考えは古いの！今の考え方はその人の事をどれだけ好きかって言うのが重要なのよ！」
瞬：今のうちに逃げよう…………。
ＧＭ(のぞみ)・麗香(かなえ)：(ガシッ)「そうよね！？瞬(ちゃん)！？」
ＧＭ：とその時男子生徒達が通りがかる。「まーた夫婦漫才やってるよー……。」「鏑木ー、頑張れー。」
瞬：待て何が頑張れだこのヤロウ！
渚(男子生徒)：「鏑木ー、いいじゃねーかいいじゃねーか。両方ヤっちまえー」
瞬：てめーっ！伊勢コノヤローっ！
伊勢＝鏑木のロイス。親友扱い。
ＧＭ(男子生徒)：「鏑木ー、一粒で二度美味しいぞー。」
麗香(男子生徒)：「一人ぐらいまわせー。」
瞬：うるせーっっっ！
ＧＭ：てか自分で設定作っておいてなんだが……ﾃﾗｳﾗﾔﾏｼｽ。
瞬：うがーっっっ！てゆかどっからここまで話が発展したのかよく解らない(笑)。さて、そろそろ帰ろうかと二人に(笑)。
ＧＭ(男子生徒)：「帰って今からハッスルかーい。」
瞬：違ぇーっ！
ＧＭ：校舎に鏑木の叫び声が響いた。こんな所でシーンを切ろう。
瞬：何てシーンだよコレーっっっっ！？(爆笑)
シーンプレイヤー：結城斥葉
ＧＭ：次は斥葉のシーン。そこだけ時間軸進んでるからどーしよーなんだけどね。
瞬：ここ一人だけ過去にいます。
ＧＭ(一芽)：「おかえりなさいませ、斥葉様。」
斥葉：うん、ただいま。
ＧＭ(一芽)：「いかがでしたか？」
斥葉：中々楽しかったよ。
ＧＭ(一芽)：「また無垢な女の子をいじめられたのですか？」
斥葉：人聞きの悪い(笑)。
ＧＭ(一芽)：「どうせ解りきってる事をねちねち言って相手を恥ずかしがらせたのでしょう？」
斥葉：………………。
瞬：無言になった(笑)。
斥葉：当ってるだけに何も言えないな(笑)。
ＧＭ(一芽)：「何てタチの悪い…。そんなんだからＵＧＮでも『あの結城斥葉には話しかけてはいけない』なんて言われるのですよ？」
斥葉：…そんなにひどいのか(笑)。
ＧＭ(一芽)：「まぁもっと酷いのいますけどね、どこぞの兄貴とか。あれ会話にならないので(爆笑)。」
どこぞの兄貴＝上月永斗
麗香：大丈夫、弟いれば話通じるから(笑)。
ＧＭ(一芽)：「さて、斥葉様。ＵＧＮの方で少々不穏な動きがあったようです。」
斥葉：おや、また何か事件かい？
ＧＭ(一芽)：「事件と言うより…まぁかくかくしかじかでして。」
斥葉：ふむ…なるほどね。
ＧＭ(一芽)：「私の方から斥葉様に頼んでくれと、上の方から指示がありまして。霧谷さんは東南アジアの方に出張に行ってるもので。」
斥葉：よし、わかった。霧谷さんも忙しい人だ。
ＧＭ(一芽)：「今霧谷さんの代理で支部長の座についている人も、少々黒い人ですが。」
瞬：腹が黒い。
麗香：存在が黒い。
斥葉：多少黒くないと支部長なんてやってられないんだろうがね。
ＧＭ(一芽)：「…霧谷さんは随分クリーンですよ？」
斥葉：…あの人は本当に珍しいタイプだからな(笑)。
ＧＭ(一芽)：「あの人は本当に珍しいですよ…。まぁお茶でもどうぞ(こぽこぽこぽ)。」
斥葉：ありがとう。
ＧＭ(一芽)：「…………お飲みにならないのですか？」
瞬：何か入ってるんじゃねー？(笑)
斥葉：………ＬＶとか下がらないよな？(爆笑)
ＧＭ：このゲームＬＶとかないから(笑)。
麗香：侵食率が上がったりとか？(笑)
ＧＭ：実はGold beastとかの薬品が入ってるとかな(笑)。
「……冗談ですよ？入ってませんから。」
斥葉：とりあえず頂こう。
ＧＭ(一芽)：「えぇ、どうぞ。………雑巾の絞り汁でよければ。」
渚：なんだってー(笑)。
斥葉：……何か聞こえた気がしたが。
ＧＭ(一芽)：「……冗談です。」
瞬：この人腹黒いよー？(笑)
ＧＭ(一芽)：ちょっとした、お茶目というヤツです。
斥葉：それを「ちょっとした」と言うのか……？
ＧＭ(一芽)：「実際にはやってないのですから、ちょっとした、ですよ？」
斥葉：……………。
ＧＭ(一芽)：「少々小耳に挟んだのですが…斥葉様に恋する女の子が出現したと言うので、それが上手く行くように呪いを……。」
斥葉：早いな(笑)。…呪い？
ＧＭ(一芽)：「『まじない』と書いて『呪い(のろい)』………ゲフンゲフン、……何でもありません。」
斥葉：また何か不穏な言葉が出てきた気がしたが。
ＧＭ(一芽)：「……気のせいです。」
斥葉：……まぁいい、少し休んだら三森先生の所に行くとしようか。
ＧＭ(一芽)：「それが宜しいかと。……ところで、斥葉様？」
斥葉：ん？
ＧＭ(一芽)：「彼女の頬の感触はいかがでした？」
斥葉：ブッ！
瞬：見られてるー(笑)。
斥葉：……なぁ、一つ聞いていいか？
ＧＭ(一芽)：はい？
斥葉：確か君はノイマンとサラマンダーだった筈だが……。どこにエンジェルハイロゥがいたんだ？(笑)
ＧＭ(一芽)：「…ネームレス様は、アニマルテイマーの使い手ですよ？」
斥葉：待て、何でネームレスが僕の私生活を監視しているんだ(笑)。
ＧＭ(一芽)：「……冗談です。まさか本当に頬にキスをしたのですか？」
麗香：あ、カマかけてたのか(笑)。
ＧＭ(一芽)：「……したんですね？」
麗香：素晴らしいプロファイリングだ(笑)。
斥葉：ノイマーン！(笑) …ノイマンとは恐ろしいシンドロームだな……(笑)。
ＧＭ(一芽)：「斥葉様はこう見えて中々小ずるい方ですかｒ……ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ、賢しい方ですから。」
麗香：もう周りのメイドは笑いを抑えられませんね(笑)。
斥葉：その台詞をそのままそっくり返したいんだがな……(笑)。
ＧＭ(一芽)：「……熨斗を付けてお返しします。まぁ私はもう少しファルスハーツの動向を探ってみます。」
斥葉：あぁ、頼んだ。…………余計な事は調べなくていいからな？
ＧＭ(一芽)：「釘を刺されました……残念です、余計な事がメインなのに。」
麗香：いやぁ、非常に優秀なメイドをお持ちのようで羨ましい(笑)。
ＧＭ(一芽)：「では、私は情報収集のために一回りしてきます。」
斥葉：そうか。じゃあ僕は…今行っても先生もいないだろうし、少し休むとしよう。」
ＧＭ：それでは、何のためにあったかよく解らないこのシーンを終わりにします。
シーンプレイヤー：マスターシーン
ＧＭ：んじゃここでマスターシーン入れるべ。とある暗い部屋だ。
「あの計画は順調に進んでいるか？」
「えぇ、問題ありません。クイーンエリザベートホテルは制圧が完了しました。」
「それならば良い。妹達はどうしている。」
「何でももう一人の兄を見つけに行くと。」
「やれやれ…。あの妹達も随分感情的だ。まぁ僕も久しぶりに弟に会えるかもしれないしな…、よしとするか。楽しみだよ、鏑木瞬…。」
瞬：フェニックスの一輝が来るらしいぜ？
ＧＭ：鳳翼天翔ーっ！
渚：それは雑魚アビリティだから駄目です、幻魔拳だけ使ってください。
ＧＭ：それはマジで強いですから………。
シーンプレイヤー：鏑木瞬
ＧＭ：んじゃ次はここで。さて君達が…。
麗香：腕を組んで歩いている時。
瞬：組んでない組んでない。
ＧＭ：君達は帰り道を歩いている。とりとめもない雑談でもしながら。
瞬：あー、そーいえば今日の授業どうだった？
ＧＭ(かなえ)：「明日小テスト。」
瞬：えっ！？ どの授業！？
ＧＭ(かなえ)：「数学。今日やった範囲から。」
瞬：何ぃーっ！？ 数学なんて教わらなかったら出来ないじゃないか！！
ＧＭ(のぞみ)：「今日は新しいとこやったからねー。……教えてあげないからねっ。」
斥葉：教えてあげないよ、ジャン。
瞬：はい……。
ＧＭ(かなえ)：「まぁ私の料理食べてくれたら教えてあげてもいいかな。」(爆笑)
斥葉：ひでぇ、究極の選択だ(笑)。
瞬：え………料理食べるの？ 味見してね味見。
ＧＭ(かなえ)：「味見なんてそんなものは邪道です！」
麗香：「この料理は瞬にだけ食べてほしいの！」
瞬：のぞみの方見てボ、ボスケテという状態(笑)。
ＧＭ：のぞみは頬を膨らませてあっちの方見てるけど(笑)。
渚：ボスけられない模様(笑)。
瞬：ヤバい、俺様ピーンチ！(笑)
ＧＭ：そんな事やってると、君の背後の方でこんな声が聞こえた気がした。
「やっと見つけた、お兄様……。」
渚：何か来たわァ。
斥葉：恐ぇー…(笑)。
瞬：こわいよーっっ！！
ＧＭ：ﾆﾔﾆﾔ
瞬：それっ…ちょっ…怖いから！ ってここの通り、人通りはどんな感じ？
ＧＭ：君達以外誰もいないよ？
瞬：じゃあ辺りをキョロキョロ見回して…後ろを見て、それでも誰もいない？
ＧＭ：うん、いないね。
瞬：何だろう、今のは。
ＧＭ(かなえ)：……どしたの？
瞬：今何か声聞こえなかったか？
ＧＭ：可哀想な目で見てるけど？(爆笑)
「瞬……。」「瞬ちゃん……。」「現実逃避のしすぎでそこまで………。」
瞬：いやー、今度の数学のテストが嫌で嫌で(笑)。
斥葉：ごまかした(笑)。
瞬：お兄様…お兄様？ そう言えばこの前言われたような気がする…と思いながら。
渚：兄者、兄者どこー？
瞬：後でマウントパンチな(笑)。
麗香：そこで何故かかなえがマウント中。
ＧＭ：何故か上下に動き中。←下品
瞬：それはさっき保健室で見られた気がするが(笑)。
ＧＭ：まぁそんな所でシーンを切る。そして最後に一言。
「その忌々しい奴らから早く開放してあげるね？ ……待ってて、お兄様………。」
渚：お兄ちゃんどいて！そいつ殺せない！
ＧＭ：ラリアーット！
シーンプレイヤー：三森麗香・雑賀渚
ＧＭ：さて、日程を統合しよう。今月曜日ね。
麗香：保健室の机で、突っ伏して考え事してます。
瞬：まだ朝早い？
ＧＭ：早いかな。ちなみにこのシーン出る人？
斥葉：はい。僕は出るよ。
ＧＭ：おっけ、じゃあ朝の保健室。麗香は突っ伏して考え事。渚はストーブの横でツナマヨご飯。
渚：またかよ！もうそろそろ食わないよ！(笑)
斥葉：じゃあそこに入っていこう。失礼します。
麗香：あ…斥葉…。
斥葉：……ここは、学校の保健室ですよね？
麗香：そう見えないんだったら、貴方今日のうちに眼科行ったほうがいいわよ？
渚：学校の保健室じゃありません、私の家です。
斥葉：学校の保健室でツナマヨばっかり食べている人はいないと思うが。
瞬：今はツナマヨ食べるお金がなくなったから、お茶漬け食べてるらしいよ？(笑)
ＧＭ：そんなシーン。
麗香：ねぇ斥葉。
斥葉：ん？
麗香：もし…もしもよ？ 貴方に自分の知らない兄弟がいたら、どうする？
斥葉：兄弟か…、まぁ会ってみたいとは思うけど。
麗香：そうよね…兄弟、会わせてあげたほうがいいのかな…。
斥葉：なんだい、先生に生き別れの兄弟とかでもいるのかい？
麗香：いや、そうじゃなくてそうじゃなくてそうじゃなくてっ……。んー…なんでもないっ。
あー…麗香がいると進行楽だわ、勝手に進めてくれるから(笑)。
麗香：もしもよ、もしもね？ もしもその会いたい兄弟とやら会いたくない場所にいるようなら…貴方はどうする？
斥葉：決まってるさ、無理矢理にでも会いにいくよ。
麗香：敵対しているグループに存在して、相対したら殺しあうような間柄でも、会わせてあげるのはそれは幸せなのかしら。
斥葉：さぁ、それは僕には解らないけれど。
麗香：じゃあもしも、貴方だったらその兄弟と殺しあうようになったら…どうする？ あ、ごめんね。何かしんみりしちゃって。
斥葉：いや、気にしなくていい。…そうだな、それが必要なんだったら躊躇はしない。
麗香：必要か…、会わせないほうがいいのかな、やっぱり。少なくとも兄弟で殺しあうってのは幸せな事じゃないよね…。
斥葉：…そう言えば鏑木のお兄さんがいないようだが。
麗香：じゃあそこで驚いた顔をしましょう。…どこでその話を？
ＧＭ：斥葉にはそこまでの情報はまだ入ってない筈だが？(笑)
斥葉：うん、だからとりあえず言っただけなんだけど…(笑)。
麗香：だから思わずこっちは言ってしまっただけなんですよ！(笑)
斥葉：…どうやらまた鏑木君のお兄さんが関わっているようだね。
麗香：つか「鏑木のお兄さん」って四神じゃなくて鏑木のほうか(笑)。
ＧＭ：ちょっとややこしいな(笑)。
斥葉：最初からそんな言い方してたよ(笑)。
麗香：ま、確かに貴方の言う通り鏑木の話なんだけどね……。やっぱり、何かあったら私達がやるしかないかもねー…。
貴方も解ってるんでしょ？ 鏑木の話だって解ってるなら。
斥葉：とりあえず僕が知らされているのは逃亡した実験体の事だけだけど？
麗香：そっか。まぁとりあえず今後鏑木の周りから目を離せないかもしれないわね…。でも鏑木には言っちゃ駄目よ？
…そんな事話して彼が幸せになるなんてことはないんだから。彼には今のまま幸せな生活を送って欲しいし。
斥葉：…そうだな。
麗香：少なくとも、そこにファルスハーツというジョーカーを招き入れる必要はない。
ＧＭ：んじゃ、そんなとこでシーン切ろうか。
シーンプレイヤー：結城斥葉
ＧＭ：んじゃ斥葉、再度で悪いがシーンだ。さて、君のクラス。
斥葉：うむ、おはよう。
ＧＭ(子供っぽく)：朝の会をはじめます！
麗香：いや、６年だし！(笑)
ＧＭ：まぁそこまではないな。日直がダルそうに「朝の会をはじめまーす」と。
瞬：きりーつ、れーい。
ＧＭ：着床。
一同：待て(笑)。
ＧＭ：まぁ冗談だが。おや、水元さんの姿がないぞ？
斥葉：あれ？
ＧＭ：隣の女の子が「ちょっと、昨日水元さんに何かしたの？」と訝しげに聞いてくるが。
麗香：クラス中の女子から睨まれてますね(笑)。
瞬：男子の方からも睨まれてるに違いない(笑)。
斥葉：…少しからかいすぎたかな……。
ＧＭ(先生)：「あれ、水元さんはどうしたのかしら。」
ちなみに水元さんの親御さんは現在出張中らしいです。
麗香：失踪中？
ＧＭ：出張中！(笑)
斥葉：心配だな…。
ＧＭ(先生)：「どうしたのかしらね…。まぁそのうち連絡入るでしょう。」
瞬：何かヤバいフラグな気がする。
ＧＭ：さて、一時間目が始まる前に君の携帯に着信。相手は掃除屋の人。
斥葉：おやまぁ、何で僕に。…もしもし？
ＧＭ(掃除屋)：「結城斥葉さんですね？」
斥葉：そうだ。
ＧＭ(掃除屋)：「貴方の学校に、もしかして水元春奈という人間は居ませんか？」
斥葉：あぁ、クラスメイトだが。
ＧＭ(掃除屋)：「…そうですか、お気の毒です。」
斥葉：彼女に何かあったのか……？
ＧＭ(掃除屋)：「どうやら、今ＵＧＮで話題の逃げ出した実験体の餌食になったようです。」
斥葉：そうか…。
ＧＭ(掃除屋)：「死体は酷いありさまでした…。」
斥葉：今からそちらへ向かう…、遺体はそのままにしておいてくれ。」
ＧＭ(掃除屋)：「わかりました。」
ＧＭ：さて…授業始まるけど？
斥葉：抜け出そう。
麗香：じゃあ私はそこに登場したいなぁ。
ＧＭ：どうぞ？
麗香：(ころころ)じゃあ保健室の前に居ましょう。「あら、どうしたの不良少年。」
斥葉：そうだな…一応着いてきてもらったほうがいいか。
ＧＭ：斥葉の表情は珍しく真剣そのものだ。いつもの悪戯を考えているかのような笑みを浮かべていない。
斥葉：…ひどい言われようだ。
麗香：あれ？ 学校の名前なんだっけ。
ＧＭ：桶山市総合学校。小・中・高一括の学校な。
麗香：ＯＫ。桶山市総合学校の教師として、不良少年を学校の外に出すわけにはいかないんだけどね。
斥葉：…ジャームの被害者が出た。この学校の人間だ。
麗香：……。で、アンタはどうすんの？
斥葉：とりあえず現場へ行く。
麗香：アンタがそんな表情してるって事は、普通の事じゃないわけね。…いいわ、社会科見学といきましょ。行き先はアンタに任せるわ。
ＧＭ：ちなみに遺体の置き場所は病院の地下ってことにしとくか。
斥葉：ありがとう、先生…。
麗香：あ、ちなみに単位にはならないからそこは注意よ？ ちょっとニヤニヤしながら言おう。
「貴方、単位と社会科見学、どっちが大事かしら？」
渚：「単位です。」
麗香：教室戻れーっっっ！(爆笑)
斥葉：答える必要があると言うのかい？
麗香：ふふっ…そうね。じゃ、行きましょうか。私もちょっと行ってみたいしね。
斥葉：ところで…雑賀さんはどうした。
麗香：え？ 連れてくの？アレ。
斥葉：……置いていこう。(爆笑)
瞬：ひでー！(笑)
ＧＭ：さて、そんなこんなで着きましたが。裏口で特定のコードを言えば案内してくれる。
麗香：じゃあ案内されるままに。
ＧＭ：着いたのは薄暗い特別遺体安置室。入るとそこにシーツをかけられた死体がある。
斥葉：ちょっと行ってくる。
ＧＭ(掃除屋)：「遺体の損傷は大変酷いものでした。財布の中に学生証がなければ、身元は特定できなかったでしょう。」
斥葉：そうか……。
麗香：傷は……ナイフ？
ＧＭ：そんなもんだね。しかも恐ろしい程の傷の数だ。
斥葉：聞いてた通りの事と言うことか。
麗香：全く…未来ある子に何て事を…。
ＧＭ(掃除屋)：「財布の中にあった遺品はこちらです。」
と、その中には斥葉の写メールで写し、それをプリントアウトしたものがある。
麗香：斥葉…、これは一体…。
斥葉：彼女、何時の間にこんなものを……。すまない、彼女と二人っきりにして欲しい。
ＧＭ(掃除屋)：「わかりました。」と彼は出て行く。
麗香：斥葉、自分を見失わないで…。と言って私も出て行く。
斥葉：顔はわかる？
ＧＭ：わからん。眼球は抉り出され、耳は切り取られ、鼻は無くなり…。
麗香：あのさ、ＧＭ。
ＧＭ：ん？
麗香：アンタが鬼畜好きなのはよくわかったが、そこまでするか！？
ＧＭ：ヒャーヒャッヒャッヒャッヒャ！！
瞬：あ、ＧＭが壊れた(笑)。
麗香：ロイスでＧＭ取りたいわ(笑)。無論ネガティブは憎悪だ。
ＧＭ：おい(笑)。ちなみにかろうじて唇はあるよ？
斥葉：じゃあその殆ど解らなくなった顔に口を近づけて、必ず仇は取るから……。
麗香：じゃあこっちはこっちで掃除屋の方に。彼女は一体どこで？
ＧＭ(掃除屋)：公園だね。ちなみに死亡推定時刻は公園で斥葉と別れた時間ぐらい。
麗香：わかった、それさえ解ればこっちはどう動くか指針は決まった(笑)。
斥葉：そして僕は最後にこう呟いて外に出よう。
「冷たい、キスだな…………。」
ＧＭ：じゃあ外に出た。
麗香：斥葉、こんな時になんだけど…。彼女の死亡推定時刻はこれこれこんな時間だったらしいの。貴方を疑ってるわけじゃないけど、この時間に何があったかなんて
貴方知らないわよね？ 所詮同じクラスってだけなんだから…。
ＧＭ：斥葉に切り裂く能力なんてねーよ(笑)。
麗香：それもそーか(笑)。
斥葉：その時間は…僕が彼女と別れたすぐ後だ…。
麗香：別れた…？ ということでこの男に何があったかここで初めて知るわけです。アンタ、あの子の事もしかして…。
斥葉：そんなんじゃないさ…、だが大切な友人だということには変わりない。
麗香：別に隠す必要もないのよ？
斥葉：別に隠してないのだが…。
麗香：さて、どうする？ 学校に戻るんだったら送ってくし、どこか寄りたいのなら付き合うけど？
斥葉：そうだな、もう少し社会化見学を続けるとするか。
麗香：じゃ、行くとしますか。あの公園に……。
ＧＭ：そこでシーンを切ろう。その前に、斥葉の脳裏にこんな言葉が聞こえた気がした。
「ありがとう…………。」
ＧＭ：さて、渚の侵食値を上げたいのだが、どうすれば侵食値上がるのか解らん。
麗香：どうしよう渚！(笑)
瞬：シーン作れ(笑)。
ＧＭ：そうしたいのだが、どんなシーン作ればいいのか俺には皆目見当つかねぇ。
一同：確かに(笑)。
ＧＭ：つか俺のダブクロでシリアスなシーンあるって珍しいよね。
瞬：大体コメディだからな(笑)。
渚：だってＧＭがボケっぱなしなんだもん。
シーンプレイヤー：鏑木瞬
ＧＭ：さて、教室です。かなえが体調不良を訴えました。
斥葉：自分の料理食ったんじゃねぇ？
一同：(爆笑)
瞬：どうしたんだ、お前が体調崩すなんて。
ＧＭ(かなえ)：「昨日自分の料理味見した。」
一同：マジだったんかーっ！？(爆笑)
瞬：……感想は？
ＧＭ(かなえ)：「……人間の食べ物じゃない。」とりあえず冗談だ、ただの生理痛ですよー。
瞬：あまりひどいようなら、保健室連れていくが？
麗香：男が連れていくな(笑)。
ＧＭ：あのー……今の保健室(と言って渚を指差す)。
斥葉：そりゃ駄目だな(笑)。確かに雑賀を登場させられるけどさ(笑)。
ＧＭ(先生)：「鏑木、連れてってやれ。お前の彼女だろ？」
瞬：待てや！(笑)
斥葉：先生すらそう言うか！(笑)
瞬：いいから待てや教師。
ＧＭ(先生)：「む、先生に向かって『待てや教師』とはいい度胸だ。」
瞬：ゴメンナサイゴメンナサイ(悲痛)。お願いですから体罰は勘弁してください。
ＧＭ(先生)：「お前の期末の点数１０点下げてやる。」
瞬：ちょっと待ってください、それマイナス行ったらどうするんですか！
ＧＭ(先生)：「…お前は一桁を取るのか？」
瞬：いやほら、一回あったじゃないですか。
ＧＭ：うるさい、そろそろＧＭが泣くぞ。
ＧＭは高校の頃数学Ａで一桁を取りました。
麗香(伊勢)：「おーい鏑木、早く連れてってやれよー。」
瞬：黙れコラーっ！ 後で覚えてろよコラ、と言いつつ連れて行こう。
ＧＭ：では渚、１Ｄどうぞ。
瞬：ガラガラガラ(開ける音)。
渚：あぁどうもこんばんは。
瞬：ガラガラガラ(閉める音)。
渚：えー、これで出番終わり？(笑)
ＧＭ(かなえ)：「どうしたの？」
瞬：え？ うーん、普通の保健室にいないようなヤツがいたんだ。まさかそんな(ガラガラガラ)。
渚：何か用かね？(悠然)
ＧＭ(かなえ)：「誰この人。新しい保健の先生？」
渚：新しい保健の先生ですよ？ ほら証拠に白衣も着てる。
瞬：あれ？ 三森先生いねーのか。
渚：うん、社会化見学とかそんな話。
瞬：またワケの解らないことやってんなー(笑)。とりあえずコイツ調子が悪いんで。
ＧＭ(かなえ)：「あの、あまりにも気分悪いんで家帰って寝ていいですか？」
渚：…わかりました、じゃあ家に連絡して…。
ＧＭ(かなえ)：「うち共働きなんですけど…。」
渚：マジですか。…なんですか？ 私にドライブに付き合えということですか？
ＧＭ(かなえ)：「あの、歩いて行ける距離ですから。歩いて帰ります。」
渚：わかりました、担任の先生にはこちらから言っておきます。
ＧＭ：……貴方が何時保健の先生になったのか私にすら解らないのだが。
斥葉：いつも学校いるからねぇ(笑)。
ＧＭ：一応副養護として名目に入れておこう(笑)。
瞬：かなえにＵＧＮの事言ってもいいものか…。
ＧＭ：かなえはオーヴァードとして覚醒したけど、ＵＧＮの事何も知らないよ？
瞬：じゃあ何も言わないでいいや。
渚：ＵＧＮと言うのはね、動くノート(UGoku Note)の略なんですよ？
斥葉：その組織の意味は…？
渚：ノートに足を生やす研究をしています。
一同：無駄すぎるーっっっ！？(爆笑)
ＧＭ：さて話を戻そう(笑)。「瞬の知り合い……？」
瞬：………何と言っていいものか(笑)。
ＧＭ(かなえ)：「こんな美人の人と知り合い……？」
渚は電波ですが、外見は凄いマトモです、ええ。
ＧＭ：かなえは瞬のわき腹をグググググググっと。
瞬：うわー！ やめろー！ やめてくれー！(笑) 痛い痛い痛い痛い！
ＧＭ(かなえ)：「とりあえず私は帰ります…。瞬、帰りに私の荷物持ってきてね。」
瞬：あぁ、わかった。
ＧＭ：とすると、かなえはヨロヨロと帰っていきます。
瞬：…大丈夫かー？ 本当に。
ＧＭ(かなえ)：「だいじょぶだいじょぶ。」
とりあえず、かなえは帰りました。
瞬：で、アンタは何をやってるんだ？ とりあえず扉を閉めて。
渚：三森先生がどっか行ったのでお留守番を…。
瞬：アンタがここにいるってことは、何か非常事態が起こったのか？
斥葉：…なくてもいるんじゃない？(笑)
瞬：確かに三森先生が昼間どこか出かけるって事はよくあるが…何でここを預かってるんだよ(笑)。今までそんな事なかったろーがよ(笑)。
斥葉：ドア開けて雑賀がいたらさ、雑賀知ってる人だったら思考停止するよね(笑)。
ＧＭ：……シーン切っちゃっていいのかな？(笑)
瞬：渚が喋らないのなら(笑)。
渚：切っちまうか(爆笑)。
ＧＭ：本当にどう絡めていいかわからないんだけど(笑)。
渚：絡めないじゃないか！ 全然！
ＧＭ：電波キャラ作るからだろうが、クソたわけ。
まぁプレイヤーも電波なんですけどね。ナイトウィザードでフルフェイスヘルメットに金属バット所持な勇者やるぐらいだし。
ＧＭ：んじゃシーン切るぞコノヤロウ(笑)。
瞬：あんまり目立たない方がいいぞ？ と言い残して出て行きますね(笑)。
渚：はいはい、どうもどうも(笑)。
瞬：とりあえず事の顛末を教師とのぞみに話して終わるかな。
ＧＭ：じゃあ君がかなえの鞄を持った瞬間、鞄の金具がガチャリと壊れた。
瞬：なーんか嫌な予感がするなーと思いつつ。
シーンプレイヤー：三森麗香・結城斥葉
ＧＭ：んじゃそこのシーンな。まぁやりたいことやっとくれ。
麗香：じゃあ斥葉連れて公園に。その前に花屋寄って花買っていこう。
ＧＭ：はいはい。
麗香：公園の近くまで車で行ってそこで降ろす。さぁ斥葉、行って来なさい。
斥葉：ありがとう…。
ＧＭ：じゃあ君は公園へ向かった。昼間の公園は、シンと静まり返っている。
斥葉：じゃあ花でも供えておくか。
ＧＭ：で、どうする？
斥葉：僕と別れた直後…彼女の足ならそんな遠くまで行ってない筈だ。とりあえずここらから調べよう。
麗香：そうね、何かしら手がかりがあるとしたらここらよね。
ＧＭ：手がかりって言っても何を渡せばいいのやら(笑)。
麗香：こっちの都合言えばファルスハーツのヤツが出てくるのが有難いけど(笑)。
ＧＭ：じゃあねぇー………情報：近所のオバちゃん。
麗香：あるわけねーだろんなもん(笑)。
ＧＭ：じゃあ、情報ＵＧＮ。目撃情報を探ってるという感じで。
麗香：１１だね。
ＧＭ：そうねー…ここらでその時間中学生ぐらいの女の子をを見かけたという話はあるねー…。突然消えたという話も。
斥葉：突然消えた？
ＧＭ：ワーディングかければ一般人から認知されなくなるしね。
麗香：そゆことね、なるほど。
ＧＭ：ここら辺でワーディングを感知したって話を聞いた。
麗香：と言ってもこれから何をすればいいのやらー…。
ＧＭ：(ここのシーンをやる予定はなかったのだが)じゃあアドリブだが、今までに出た被害者らしき人物は全員白い服を着ていた。
麗香：それわかってもなぁ。
ＧＭ：じゃあＵＧＮ所属のノイマンがこのような仮説を立てた。
「あの実験体は白衣を着た人達にいいように遊ばれてたので、白衣に似た服が嫌いなのかもしれませんね。」
麗香：ホントかよ！(笑)
ＧＭ：知らん、適当なアドリブだ(笑)。
斥葉：白衣？ 白衣……(麗香を指差し)白衣(笑)。
麗香：身の危険を感じた(笑)。
斥葉：男女の区別はない？
ＧＭ：ないんじゃない？
斥葉：さてと、電話を取り出して。
ＧＭ：誰に電話するん？
斥葉：一芽に。
ＧＭ(一芽)：「この電話は、現在使用されておりません。」
斥葉：今は冗談を言っている場合ではない。
ＧＭ(一芽)：「おや、どうしました？」 真面目な声に戻る。
斥葉：ちょっと着替えを持ってきて欲しい。そう、真っ白な服をな。
ＧＭ(一芽)：「真っ白な服ですか…？ 解りました、今からそちらに向かいますね。」
斥葉：急いで頼む。
渚：で持ってこられた服がナース服なんですね？(笑)
麗香：…斥葉、貴方何を考えてるの？
ＧＭ：じゃあ５分後に一芽が到着しました。メイド服で帯刀してきましたけどね！
斥葉：確かに急いで来いとは言ったが…服ぐらいは着替えてきてもよかったのに(笑)。
ＧＭ(一芽)：「いいんです、どうせ車の中ですから。外から見えません。」
麗香：斥葉をジト目で見ながら。斥葉、アンタそーゆー趣味？ しかも二股かけながら片方の彼女にはこんな真似させてたわけ？
斥葉：…もう何だっていい(笑)。
ＧＭ(一芽)：「とりあえず…、白タイツか普通の服をご用意しましたが。」
斥葉：なぁ…嫌がらせがしたいのか？(笑)
ＧＭ(一芽)：「決してそのようなワケでは…。」と言って普通の服を差し出す。「ちっ………。」
麗香：何だその「ちっ」は(笑)。
斥葉：じゃあ車の中ででも着替えてっと。
ＧＭ(一芽)：「一体何を…？」
斥葉：いや、気にしなくていい。
ＧＭ(一芽)：そうそう、面白い事が解りました。戸国の件なんですが……。
渚：戸愚呂？
瞬・渚・ＧＭ：♪となりの戸・愚・呂 戸愚呂♪
ＧＭ(一芽)：「えー、現ＵＧＮ仮支部長の戸国ですが、私の知り合いのオルクスにここら一帯を張ってもらった結果ですが。」
斥葉：ふむ？
ＧＭ(一芽)：「鏑木さんらしき人と戸国が昨晩午前２時頃接触しているのを見つけました。」
麗香：何ぃ？
ＧＭ(一芽)：「三森さん…、貴方はＵＧＮで情報調べてた筈ですから言いたい事はお解りでしょう？」
麗香：…貴方一体何者？
ＧＭ(一芽)：「私はＵＧＮの者です。」
麗香：斥葉、凄いコネ持ってるのね。
斥葉：連絡係が必要だったものでな。
ＧＭ(一芽)：「何をおっしゃいます。斥葉様がジャーム化された時の始末用です。」
斥葉：……はっきり言うね(苦笑)。
麗香：じゃあ隠す必要もないわね。四神については？
ＧＭ(一芽)：「残念ながら何一つ…。奴は全く足取りが掴めません。」
麗香：貴方がどこまで掴んでいるか解らないけど、一応その鏑木らしき人物に注意しといて。それは恐らく……。
ＧＭ(一芽)：「わかりました。なお彼らが居たのはクイーンエリザベートホテル７２階です。」
斥葉：まぁそんな所高校生が行くわけないな…。
ＧＭ：そこで見つけた事は見つけたんだけど、見ていたカラスは消されたという事だ。
瞬：何らかの方法で消されたということか。
ＧＭ：えーっとね、カラスが見てたんだけども、四神らしき人物がクルリとこっちを見てニヤリと笑った瞬間にブツリと映像が切れたという事らしい。
斥葉：とりあえずそっちは後だ。まずは実験体９９９の方だろう。
麗香：そうね、まずはそれをどうにかしない事には始まらないし。
斥葉：こうなったら向こうから出てきてもらうしかないさ。
麗香：じゃ、帰りますか。
ＧＭ(一芽)：「では、私はここで。」
斥葉：あぁ、後は頼んだ。
ＧＭ：じゃあシーン切るぞ。
シーンプレイヤー：鏑木瞬
ＧＭ：さて、下校時間。
渚：乱入だ、わーい。
ＧＭ：するの？(笑)
渚：だって、瞬の後つけてれば敵出てきそうだし(笑)。
ＧＭ：まぁ渚を絡めるのが俺にとって難しいわけだが(笑)。
渚：まぁいるだけで充分ですよっと。
ＧＭ：じゃあ君は校庭のド真ん中で正座してお茶でも飲んでろ(笑)。
渚：何ぃーっ！？ それこそ変質者じゃないか！(笑)
ＧＭ：冗談だ(笑)。じゃあ貴方は校内見回りということで。
瞬：じゃあ俺らはそろそろ下校で。のぞみも一緒に？
ＧＭ：いや、のぞみは晩御飯の買い物したいという事らしい。先に行って様子を見てくるよう頼まれるぞ。
瞬：わかった。
ＧＭ：そうすると君は一人で帰ってるわけだ。
瞬：鞄を小脇に挟んでトボトボと。
渚：じゃあ鏑木を尾行しています。
ＧＭ(男子生徒)：(ちりんちりーん)「弱ってるからって襲うなよー？」
瞬：伊勢ェェェェェェ！ 貴様ァァァァァァァ！
ＧＭ：じゃあ、そんなこんなで鹿島家につきました。
瞬：はーい。ピンポーン。
ＧＭ：返事がない。
瞬：寝てるのかな…。
ＧＭ：ちなみに鍵は開いているよ。
瞬：そんなに調子が悪かったのかな…と思いつつ金曜日の事を思い出します。なんとなーく嫌な予感。
ＧＭ：じゃあ知覚でチェックだ。
瞬：(ころころ)一個回った。１２だ。
ＧＭ：解ったよ、ドアを開けた瞬間血の臭いがむわっと。
瞬：鞄を放り出して、「かなえ！」と中に呼びかけます。
ＧＭ：返事はない。
瞬：鞄をそこらに放り出して、急いで部屋に向かいます。バタンと部屋の扉を開けます！
渚：そのまま付いていきますよっと。
ＧＭ：あれ？ かなえの部屋ってこんな赤かったっけ。ちなみに目の前にかなえいますよ？ 壁に張付けられてるし体中にナイフ刺さってるけどね。
瞬：かなえ！ と叫んで近寄りますがどうでしょう。
ＧＭ：かろうじて脈はあるようだ。最低限のリザレクトは使えるみたいだ。
瞬：相手はオーヴァードと気づいてなかったんだろうな、そこが救いだ。
ＧＭ：今すぐＵＧＮ方面の病院連れていけば助かると思うぞ。
渚：その手配はしておきましょう、こちらで。
瞬：まだ後ろに渚がいることに気づいてないよ(笑)。呼びかけてみますが返事はない？
ＧＭ：「あ…う…」とかその程度だね。
瞬：畜生……。
ＧＭ：あ、そうそう。壁に血で文字が書いてあるんだが。「待っててね、お兄様」
瞬：署名は？
ＧＭ：流暢な筆記体で書いてあるんだが…読めるのか？(爆笑)
瞬：失敗した恥だな(笑)。(ころころ)９って出た。
ＧＭ：じゃあ読めるな、スカーレットナイフと書いてある。
瞬：歯軋りしながら…。じゃあそこでロイス取ります。ところで渚はどこにいるの？(笑)
渚：ドアの所にいるよ(笑)。
ＧＭ：じゃあ瞬が振り返ると、ドアの所に渚がいます。
渚：既に病院・掃除屋には電話しました、と携帯をパチンと閉じながら。
瞬：アンタ何時からいた？
渚：…さっきから…。
瞬：とりあえずその話は後だ、こっちを頼む。俺は今からのぞみを探してくる。とその前にのぞみに電話かけてみよう。
ＧＭ(のぞみ)：「もしもし〜？」
渚：もえもえ〜？
瞬：もえもえじゃねぇよこの馬鹿(笑)。
渚：本当に殴られた！(笑) 親父にも一杯ぶたれたのに！(爆笑)
瞬：のぞみ、今どこにいる！
ＧＭ(のぞみ)：「今家に向かってるよー？ そう言えばかなえはどうしてるー？」
瞬：………ヤバい言葉が出てこない！ とりあえず話しながら探します！
ＧＭ：暫く商店街の方に進むといるよ？ 買い物袋抱えたのぞみが。
瞬：ぜーはー、ぜーはー。
ＧＭ(のぞみ)：「どうしたの〜？」
瞬：何て説明したらいいか解らないんだが……。
ＧＭ：えーっと、そんな事してるとＵＧＮの救急車が君の横を通り過ぎていく。
瞬：じゃあ安心だな。……かなえはとりあえず調子が悪そうだったから……。
ＧＭ(のぞみ)：「そうなんだ〜…。」
瞬：てか落ち着いて考えてみると何て説明したらいいかわかんないんだけど…。
ＧＭ：(じゃあ助け舟でも出すか)とすると、背後からこんな声が聞こえた。
「宜しければ、こちらで保護しましょうか？」 振り返るとそこにはメイド服。刀は今はないが(笑)。
渚：車の中にでも置いてきたのか(笑)。
ＧＭ：うむ。「通りかかったらＵＧＮから連絡がありまして。」
瞬：…アンタ誰だ？
ＧＭ：「おや、お会いするのは初めてでしたか？ 鏑木瞬様、いえ……音速の獣《ソニックビースト》。」
瞬：目を険しくして睨みつけます。
ＧＭ：「私は怪しい者ではありません…と言う人間程怪しいのですがね。」
瞬：それを自覚して言ってるのであれば、そこまで怪しい人間でもないんだろう…。
ＧＭ：「貴方なら、結城斥葉という人間をご存知の筈です。」
瞬：あぁ、知っているが。
ＧＭ：「私はそこでお仕えしているＵＧＮの者です。…おっと、そこのお嬢さんの耳をちょっと塞いでください。」
瞬：はいはーい(笑)。ちょっと耳を塞いでてねー(笑)。
ＧＭ：「宜しければ、結城家で保護致しますが。」
瞬：…頼む。俺はこれから今回の事件について調べなきゃいけないのだ(笑)。
ＧＭ：「…貴方もしかして仲間はずれ？」
瞬：そうかもしれない(笑)。と、とにかく頼みたい。
ＧＭ：「お任せを。えーっと…のぞみさん？ 鹿島のぞみさん、着替えはメイド服でよろしいですか？」
瞬：何でやねん！(笑)
ＧＭ：「斥葉様は、我が家に立ち入る女性は皆メイド服じゃないといけないとおっしゃっております。」
瞬：そうだったのかーっ！ 見る目が変わった(笑)。
斥葉：………勝手にひどいこと言ってやがる(笑)。あることないこと言ってやがる(笑)。
瞬：まぁとりあえず、頼む。
ＧＭ：「解りました。まぁ保護だけならどうにかなるでしょう…。私も別世界の人間故に。」
瞬：そうだろうな…。
ＧＭ：「では、のぞみさん。少々失礼します…。」気絶させました。お姫様抱っこで車に運びつつ、「宜しければ、事の顛末をお話しますが？」
瞬：…何故こうなったかについてか？
ＧＭ：「えぇ。」
瞬：…わかった、頼みたい。
ＧＭ：では結城家にブロロロロと運ばれつつ、事の顛末を話されます。
麗香：てゆか本当に会えないなぁ(笑)。
斥葉：合流できないねー。
ＧＭ：何となく遠ざけてみた。
麗香：うわーっ！？(笑)
渚：やはり鬼じゃこの男(笑)。
ＧＭ：というわけでかくかくしかじか。「少々貴方には荷の重い話かと思いますが。」
瞬：唇を噛締めながら……。なるほど…。
麗香：あーあ、こっちが全部隠してたのバレちゃった。
斥葉：まぁこうなったら自主的に餌になってくれるんじゃないの？
瞬：…ここまでされて黙って見てる程俺はお人よしじゃない…。
ＧＭ(一芽)：「ここまでされて黙ってるようなのは、お人よしではなくただの馬鹿ですよ？」
瞬：普通はそうだな…、もしくは腰抜けだ。
ＧＭ(一芽)：「腰抜けでも、噛み付く程度の勇気はあるものです。」
瞬：そんなこんなで話してる途中で家に着いたわけですね。
ＧＭ：だね。まぁお茶でもどうぞと出してくれるわけですが。
瞬：いや、それを飲んでる暇はないだろう。
ＧＭ(一芽)：「お話は少々長くなりますしね。是非どうぞ。雑巾汁入りでよければ。」
麗香：誰に対してもやるのね(笑)。
渚：ひどい話だ(笑)。
斥葉：霧谷さーん、もうちょっとまともな人よこしてー(悲痛な声)。
ＧＭ(一芽)：「……冗談です。」
瞬：とりあえず話を聞きますけどね。
ＧＭ：じゃあ続きを話しましょう、かくかくしかじか。
瞬：そんな事を聞いて、とにかく今回の件については早くカタをつけないといけないだろう。
ＧＭ(一芽)：「まぁそのうち彼女のほうから接触してくるでしょう。」
瞬：白い服に関しては聞けるのかな？
ＧＭ(一芽)：「ま、推測程度でしかありませんが。一番の餌は貴方だと思いますよ？」
瞬：…なるほどな。
ＧＭ(一芽)：「額に『餌』と書いて外ブラつきますか？」
一同：(爆笑)
麗香：どこまで本気かわからんぞ、そのメイド(笑)。
ＧＭ：このメイドを演じるのが楽しくなってきたんだけど(笑)。
瞬：あぁ、俺は餌だ。それで構わない。
ＧＭ(一芽)：「なお、斥葉様・三森麗香様・雑賀渚様はこの件に関してもう動いております。」
瞬：そうだろうな。
ＧＭ(一芽)：「特に斥葉様は、スカーレットナイフに御学友を殺され大変御立腹です。」
瞬：そうなのか。でもそこら辺の情報入ってないんだよねー…。
ＧＭ：てなわけでかくかくしかじか。
瞬：なるほどな…。
ＧＭ(一芽)：「推測でしかありませんが、鹿島かなえ様を狙ったのは単純に貴方様をジャームの世界に放り込もうとしているからかと。」
瞬：…………。
ＧＭ(一芽)：「ＵＧＮに追われる身でもよければ、私は止めませんよ？ ……ジャームになっても。」
瞬：…誰がなるか。俺は今の生活が気に入ってるんだ。例えオーヴァードでも普通の生活を捨てる気は更々ない。
ＧＭ(一芽)：「よく言いました、流石斥葉様の見込んだ人なだけあります。」
瞬：…アイツ頭いいから俺の事なんか見込んでないだろー…(笑)。
ＧＭ(一芽)：「冗談です。」
瞬：どっからどこまで冗談でどっからどこまでが本気なんだか本当わからないんだけど、コイツ(笑)。
斥葉：本人の居ない所で言いたい放題言ってんなー、もー(笑)。
ＧＭ：じゃあその頃の斥葉、くしゃみをした(笑)。
その頃の斥葉：くしゅん！
その頃の麗香：あれ？ 風邪でもひいた？
その頃の斥葉：……一芽君か………。
瞬：とりあえず今はスカーレットニードル
を倒さなければならない…。
ＧＭ：